2021年12月30日木曜日

プレイバック 1975

東海道東京口通勤輸送に2ドア車は不向き、それ故80系は113系に急速に置き換えられた。 
今回の作品は昭和50(1975)年頃に撮影した東京駅第4ホーム 8番線の「湘南電車」80系。東海道本線東京口には昭和52(1977)年まで静岡運転所所属の80系普通列車が運用されており、グリーン車を連結していなかったことから時刻表で簡単に判別できた。今昔を定点撮影で比較してみようとすると東京駅は東北新幹線乗り入れ工事に伴う中央線ホーム重層化工事の結果、8番線は現在10番線となり撮影場所の第5ホームは新幹線へ転用されたため同一位置は望めなくなっている。当時に比べて車両以上に変わったのが駅レイアウト。JR東日本では最多のホーム数11面22線を誇っている。    








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2021年12月28日火曜日

「はやぶさ」来ましたか?

タイトルの質問は地元のご婦人からのもの。意味がわからず一瞬「ポカン」としたが、話をよく聞いてみると元伊勢丹松戸店だったビルの非常階段に「ハヤブサ」が飛来するとのことで、カメラを持っていた私を「ハヤブサ撮影」に来ているものだと思ったようだ。思いがけない難易度の高いお題。さて「ハヤブサ」とベストマッチする被写体を探してみようか。 
ユニック車の作業台から撮れないか・・・と本気に考えてしまった。
         






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2021年12月26日日曜日

師走模様 2021

この道はいつか来た道。
令和3(2021)年を振り返ってみると新型コロナ騒動とオリンピック以外印象が残っていない一年だった。その中で緊急事態宣言が開けて活気を取り戻しつつある師走の光景に昨年は緊急事態宣言で運休となった「四季島」冬の周遊コースの運行が加わった。オミクロン株の脅威を感じつつも、今のところ穏やかな新年を迎えられそうだ。      





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2021年12月23日木曜日

コンデジ 一発勝負(3)

列車を撮るポイント探しの裏技に「金網越し」がある。金網を通しての撮影といっても「穴を開ける」という暴挙ではなく「隙間」から狙うというもの。今回の作品はコンデジのレンズ部を隙間に「入れて」のワンショット撮影。キモは画面サイズを1:1のスクエアサイズにしたことで金網の入り込みを防いでいる。願わくはレンズ交換式カメラ用にも金網の隙間を通せる小口径レンズが欲しいところだが・・・そうそう上手くはいかないようだ。
「一発勝負!」
         







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2021年12月21日火曜日

「VSE」撤退の波紋

今月17日付の小田急のPRによると小田急ロマンスカー50000形(VSE)の定期運行が本年度末で終了するという。小田急のフラッグシップトレインが平成17(2005)年にデビュー以降実働17年で引退ということに驚きを隠せないが、復活した「走る喫茶室」のシートサービスは中止、更に制御機器の経年劣化による更新の時期を迎える等VSEを取り巻く環境が変わってきた現状では早期引退は致しかたないのかもしれない。今後はフラッグシップトレインを担う「令和のロマンスカー」に注目が集まるが、目指す方向としてJR「サフィール」、西武「ラビュー」あるいは東武「リバティ」なのか。小田急の本気度が気になるところだ。                                       
連接車のDNAを継承しているVSE車 
   

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2021年12月19日日曜日

冬に映える「四季島」色。

JR東日本のクルーズ列車「TRAIN SUITE  四季島」の塗装はシャンパンゴールドをベースに調合されたオリジナル「四季島ゴールド」。鉄道ファンならずとも沿線のギャラリーからも高架線を行く「四季島ゴールド」は新鮮に映るようだ。昨年は「緊急事態宣言」によって運行予定が中断されたが今年は順調、予定のない土曜日は「四季島」と戯れるのも良いかもしれない。
ここでは列車をどのように通すかで印象が変わる。存在感を出すには左右に通すのがベター。








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2021年12月17日金曜日

風を感じるとき

動感をどのように表現してみるか・・・は答えのないテーマなのかもしれない。過去の作品にみる「風を感じるとき」へのアプローチでは屋根部に着目した流し撮りで纏めている。さて今のカメラアイにはどのように映るだろうか。
下手でもオリジナルを創ることが「創り手」の本文。 






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2021年12月14日火曜日

青天を貫くが如く

初めて訪れたポイントでロケハンしてみると、奥行きを出す縦位置で係留中の船と京葉線を絡める構図が見つかった。タイミングよく通過するオイルトレイン。澄んだ青空へ吸い込まれるような・・・そんな気がした。
「桃太郎」通過。
                



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2021年12月11日土曜日

「四季島」冬の陣

緊急事態宣言が明け「四季島」冬の1泊2日コースの運行が今月4日から始まった。往路は上野からクネクネと転線したのち鹿島神宮を目指すコースで、今回は京葉線を行くシーンを狙っている。このポイントはJR蘇我駅から無料シャトルバスで移動でき、歩道より安全に撮影ができるという「万人受け」する場所なのだが今日のギャラリーは1人だけ。「四季島」人気も今ひとつかと思う中、11:13に「四季島」は冬の青空の下ゆっくりと通過していった。
冬の1泊2日のコースは3月までの予定。


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2021年11月30日火曜日

バトンタッチ

今回の機関車EF66 100番台が製造されたのは民営化後の平成元(1989)~3(1991)年。好景気下での高速貨物列車の需要増に応えるため、15年ぶりの増備にあたっては諸性能は基本番台に準じているが外観は変更されJR貨物色の採用と合わせ「JR新形機」を思わせる仕様となった。登場後は基本番台同様に東海道・山陽線筋の最高速度110、100km/hの高速貨物A「スーパーライナー」を中心に運用されてきたが、近年「桃太郎」ことEF210形によって置換えが進み今では基本番台は1両、100番台も二次車25両が残るだけになっている。完全なバトンタッチは検査期限との兼ね合いになりそうだが国鉄形式機関車の終焉は近そうだ。 
ファンからはその風貌から「サメ」の愛称で親しまれているEF66 100番台。
        
 
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2021年11月28日日曜日

色、いろいろ

今回は毎年恒例となっている千登勢橋から見る紅葉。今年は色着きがいまひとつで、何とか絵になりそうな構図を探してみたのが今回の作品。半逆光に映えた樹々に過ぎ行く秋を感じながら暫しカメラ散歩。次はJR目白駅方面へ行ってみようか。
学習院下発車
       



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2021年11月26日金曜日

メトロポリタン トレイン

今回の作品はJR目白駅前の目白橋から見た西武001系特急「ちちぶ」号。「Laview」(ラビュー)の愛称をもつ同車はシルバーメタリック塗装と大きな側窓が特徴の「メトロポリタン」を感じさせる車両。民鉄のフラッグシップトレインで「Luxury」を競うのは良いこと。次は令和5(2023)年登場予定の「真打ち」東武特急N100系だ。
西武特急は「レッド」から「シルバー」へ


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2021年11月17日水曜日

美「車」薄命

今回の作品は国鉄157系の中間電動車モハ156形。特別準急「日光」用として急行形(153系東海形)の車体に特急形(151系こだま形)のアコモを備え、側窓は開閉可能な1段下降式を採用し全体としてバランスのとれた車両だった。今回の作品は157系運転最終日の「あまぎ」だが腐食によるベコベコになった外板は如何ともしがたい状態だったことは今でも記憶に残っている。準急、急行、特急更には貴賓車牽引までも担当した157系、短くも華やかな19年の生涯だった。
モハ156形には全車冷蔵庫や電気コンロが備わった売店が設けられていた。

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2021年11月9日火曜日

クロッシング

 高額運賃の値下げが話題になっている北総線は、開業当初から平成4(1992)年7月まで新京成 松戸~北初富間で相互乗り入れを行っていた。今回の作品は相互乗り入れ最終日、二つの鉄道を繋いだ「渡り線」を狙ったもの。役目を終えるクロスポイント、そこには明日は交わる事のない惜別の光芒があった。

「くぬぎ山のタヌキ」が里に下る。
                                            


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2021年11月7日日曜日

ミニ編成のグリーン席

国鉄特急車の代表格485系に3両編成が登場したのは昭和61(1986)年、九州内特急「有明」の博多~熊本間用モノクラス編成から始まった。当時は新幹線接続特急といえども利用実態に即した編成に移行していく中で3両編成はこれ以上減車できない極め付けのミニ編成。今回の3両列車は山形新幹線に接続した特急「こまくさ」、この編成には客室の一画がグリーン室へ改造されたクロハ481形が組み込まれているのは、国鉄時代から続くグリーン車利用のフルムーンキャンペーン等に対応したもの。模型のような編成でもグリーン席、普通席(指定、自由)が揃えられているのは「特急」の面目躍如というところだろうか。
左からクモハ485+モハ484+クロハ481。クモハ485には運転台ブロックを溶接する改造手法が活かされている。






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2021年11月1日月曜日

さようなら「くぬぎ山のタヌキ」

新京成のツイッター公式アカウントによると「くぬぎ山のタヌキ」こと新京成8000形が今日をもって運用から離脱するという。昭和53(1978)年から沿線に定着しているタヌキも3日に椚山車両基地で開催される最新80000形とのツーショット有料撮影会をもってお役御免となりそうだ。新京成では過去旧形電車と先代の800形の「さよなら運転」を実施したが今回の8000形の引退に際しては先述の「有料撮影会」に留まっているのは寂しい限り。惜別イベントもなく「くぬぎ山のタヌキ」は去るのだろうか。      
8000形1次車は旧形電車の標準色を纏っていた。




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2021年10月30日土曜日

さよならM101

  札幌市交通事業振興公社のPRによると路面電車のM101号車が明日31日をもって退くという。親子電車として制御車Tc1形と共に入線したのが昭和36(1961)年というと人間ではちょうど還暦。ひとつの節目を迎えたという訳だ。過去の作品を探してみると平成20(2008)年に撮影したスナップが見つかったが、未だに現役で運用されていたとは知らなかった。その親子電車、既に「子(TC1形)」は引退し1両が交通資料館で保存されている。今回「親」の引退で親子揃っての「再会」はなされるのだろうか。
  M101は連結車として制御車(Tc)を牽引していたときの牽引車



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2021年10月26日火曜日

VIEWなポイント

 今回の作品はJR内房線特急「ビューさざなみ」として運用されていた頃の255系。上総湊付近の船溜まりから眺めると港らしい光景が見られる。風光明媚な内房線も近年、君津以南は衰退が著しく館山行きの特急は土日休日運転の臨時特急「新宿さざなみ」「さざなみ」のみとなってしまった。その中でリニューアルされた元「あずさ」「かいじ」のE257系9両による運転日は最盛期の房総特急時代を思い出させてくれる。ここでは9両編成が収まりがいい。
現在は総武本線が主舞台の255系


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2021年10月20日水曜日

遥かなる稜線

秋晴れの下、思いがけなく見えた山並み。風による副産物とはいえ、これほどくっきり見えると今日の空は冬の気配がした。まだ10月、これから見頃を迎えるであろう銀杏が少し切なくみえた。
この稜線の先はどこへ繫がっているのだろう。
         




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2021年10月19日火曜日

ふたつの採集

狙った獲物は逃さない。蝶を狙う人・・・と列車が絡む瞬間を狙う人。





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2021年10月16日土曜日

帰ってきた「寝台特急」

今日の「カシオペア紀行」は常磐線経由の青森行。東日本大震災から全線復旧後始めての「カシオペア」の運行とあって沿線には多くのギャラリーが集まっていた。牽引機は田端区のエース格のレインボー機EF81 95号機。東北新幹線開業前、寝台特急「ゆうづる」が最大7往復運行された常磐線も平成6(1994)年以降リバイバル列車、迂回を除き久々の寝台列車運行。今回をきっかけに常磐線経由「カシオペア紀行」が定着することを期待したい。 
陽が短い季節での運行での撮影は厳しい。




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2021年10月14日木曜日

コロナ下での鉄道イベント

 今日10月14日は「鉄道の日」。コロナ前は「鉄道の日」に関連したイベントが各社毎に企画されていたが昨年から軒並み中止が続いている。ところがその中で有料&抽選方式の定員制「車両撮影会」が広がりをみせているのが気になるところ。今はコロナ対策で「三密」を回避するという理由もあるが、イベントにおける撮り鉄のマナーに業を煮やした鉄道会社の対応策とも言えなくもない。「ファン感謝デー」から「握手会方式」へ。鉄道車両との接し方も某アイドルグループ並みに変わっていくのだろうか。
ロイヤルエンジンだ
            

遮断機を動かそう






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2021年10月11日月曜日

プリントからのスキャン

今回の作品は昭和55(1980)年頃の中央東線急行編成に組み込まれていたビュッフェと普通席の合造車サハシ165 50番台。デジタル化に際しては原版(ネガフィルム)ではなくプリントからスキャンして現像ソフトでWEB上で見られるレベルまで仕上げている。だがやはりクオリティという面では原版からのスキャンには敵わない。さて眠っているネガフィルムから「お宝」を探してみることにしよう。
サハシ153から5両が改造、編入されたサハシ165-50番台
                  

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2021年10月10日日曜日

踏切と・・・。

 一般的に踏切で思い浮かぶのは、警報機と遮断機のある「第一種踏切」。その警報機が鳴ってから遮断機が降りるまでの時間は10~15秒、更に列車が到達するまでの時間は20~30秒だという。短いか長いかは気持ち次第。遮断機が開くまでの待ち時間にどのようなドラマが隠れているだろうか。
残り3秒



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2021年10月8日金曜日

合縁「機」縁

今回のテーマは「金太郎」の愛称で知られているJR貨物の交直流電気機関車EH500形。北海道新幹線開業によって青函運用から撤退して久しいが、今このEH500形の動向が注目されている。現在EH500形は82両が仙台と門司に集中配置されており首都圏~東北エリアと九州の一部で運用されているが、今後日本海縦貫線へ運用拡大することで「レッドサンダー」の愛称を持つEF510形を捻出し九州内のED76、EF81形を置き換えるというものだ。国鉄時代から北陸筋の電気機関車の九州への転属はED74形、EF70形で実績があるとはいえ、歴史は繰り返すといったところだろうか。まさに機なる縁。     
       
首都圏では御馴染みの「金太郎」EH500形
           

「レッドサンダー」EF510基本番台と500番台





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2021年10月4日月曜日

虫干し

緊急事態宣言明けてのカメラ散歩。「デジイチ」を持ち出すのも2ヶ月ぶりという中、久々の機材の重さに驚いたり、風の心地よさに身を任せたり、やはりフィールドに立つのはリフレッシュになることを実感した。行楽の秋、カメラも人もコロナに負けないように「光合成」をするのも良さそうだ。
グッドタイミング



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2021年10月3日日曜日

孤高の103系1500番台

今回の作品は平成27(2015)年3月4日のブログ(https://gazosousakunin.blogspot.com/2015/03/103.html)で紹介したJR九州の103系1500番台の現状。当時置換えは時間の問題かと思われたが現在も15両が筑肥線 筑前前原~西唐津間の運行に充当されている。側面の二段窓が「国電」らしい103系も世代交代の時期を迎えている一方で後継車と目されるJR九州305系電車は平成27年以来製造が止まったままなのが気になるところ。ファンとしては今後どのように置換えられるのか興味深いが305系の再製造、あるいはEV-E801系とBEC819系の関係同様JR東日本 E301系に準じた蓄電池電車もありえそうだ。さてどうなるだろうか。
103系自体が民営化時点と比べると残存率1.83%。



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2021年10月1日金曜日

次なるMAXへ。 

 本日TVのニュースでE4系電車の引退が取り上げられているのを観ると「二階建て新幹線」が広く世間に周知されていた程が伺える。E4系の特徴でもある前面形状は「トンネルドン」と称されるトンネル微気圧波現象に対応した空力処理によるものだが、イカのような奇抜な外観も近づくと緩やかな曲線、離れて観るとスマートにみえるミステリアスな新幹線だった。E4系の引退で個性的だった「二階建て新幹線」は営業線からは消えるがファンとしては北海道新幹線札幌延伸の際は全個室寝台列車としての復活を期待したいもの。さてMAXの次なるステージはどうなるだろうか。
惜別 E4系
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2021年9月29日水曜日

落日

 JR北海道のPRによると来春のダイヤ改正にて釧路行特急「おおぞら」はキハ261系気動車に統一されるという。これによって石勝線・根室本線高速化事業として平成9(1997)年から運用されていたキハ283系は第一線を退く。車体傾斜角6度の制御付自然振子式による最高運転速度130km/h運転を実現したキハ283系「スーパーおおぞら」は札幌~釧路、帯広の速達化に貢献した一方で平成23(2011)年石勝線内のトンネル脱線火災事故以降はトラブルが続き、同25(2013)年の最高運転速度110km/hへの引き下げに至っては往年の輝きは失われていった。酷使による経年劣化を考慮しても、在来のキハ183、281系より先に引退することになったのは残念だ。
平成20(2008)年の釧路運輸車両所公開日で車体傾斜のデモを行っていたキハ283形
         
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2021年9月28日火曜日

MAXは平屋

 今回の作品はJR東日本E2系とE1系MAXの並び。MAXの2階席窓がE2系屋根と同じ高さとなることがよくわかる。この2階席からの眺めは防音壁に遮られることなく景色を観れることから人気だったが、個人としては撮影行の際は荷物が多く置ける「平屋(FL)」を優先的に予約していた。ところが当時、平屋部分の座席指定は「みどりの窓口」のみだったので民間旅行社では予約できなかったエピソードも今は懐かしい。そのような「二階建て新幹線」の歴史も10月1日にピリオドを打つ。
E1系MAXは12両編成。これも圧巻だった。



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2021年9月16日木曜日

みんなでエール

 ここは散歩コースなのだろうか、停車中の電車にエールを送る子供達。対してさりげなく白手袋で応える運転士。わずかな停車時間での小さなドラマ。
まなざし

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2021年9月14日火曜日

動き始めた並行在来線「旅客廃止」議論

北海道新幹線札幌延伸によってJRから経営分離される並行在来線問題、長万部町ではその対象となる函館本線(函館~長万部~小樽)において「旅客営業廃止」も視野に入れた検討をしているということだ。同町は9日付HPで「並行在来線に関する意見募集」をリリース、広く意見を求めている中で焦点になるのは長万部~小樽間(函館山線)の扱いになるだろう。北海道新幹線のルートが新函館北斗以北は新八雲、長万部、倶知安、新小樽を経て札幌とほぼ函館山線に沿っており、現在通しで運行される列車は一日4往復と延伸後は経営分離に留まらず路線廃止も現実味を帯びてくる同線が注目されるのは、平成12(2000)年の有珠山噴火の際に室蘭線の迂回ルートとして機能したことにある。更に函館~長万部間に運行されている普通列車は6往復、室蘭線長万部~東室蘭間も4往復に留まっておりと地域の公共交通機関としてJRは脆弱。北海道新幹線によって激変する鉄道インフラ、さてどういう答えが出るだろうか。 
北四踏切を行くキハ40。函館山線沿線は積雪地帯でもある。







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2021年9月11日土曜日

交直切替のある路線

 今回の作品はJR郡山駅に停車中の「北斗星6号」、直流1500v/交流20000v切替となる黒磯駅に向けて2基目のパンタグラフが昇ったところをスナップしている。
  JR東日本エリアで交直切替のある路線は、常磐線(取手~藤代)、水戸線(小山~小田林)、東北本線(黒磯~高久)、羽越本線(村上~間島)4路線ある中、黒磯駅での交直切替は平成29(2017)年までは駅構内での地上切替えが主で、車上切換えは自動列車選別装置を有する車両に限られていたが、その地上切替も平成30(2018)年からは全面的に車上切替え方式に変更、作業として簡素化されている。 これらの線区では交直流電気機関車が交直切替前後どの駅でパンタグラフの昇降を行うかというマニアックな楽しみ方もある。秋の夜長に探ってみるのも面白そうだ。
交流区間は1基、直流区間は2基使用が基本のEF81のパンタグラフ
     

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2021年9月5日日曜日

11年ぶりのD51運行、だが・・・。

9月18,19日、11年ぶりにD51が陸羽東線へ帰ってくる。小牛田~鳴子温泉間に「SL東北DC陸羽東線号」が運行されることによるもので往路はDE10形ディーゼル機関車、復路をD51が牽引する。以前の陸羽東線での復活蒸機運転は小牛田~新庄間だったが今回は鳴子温泉折り返しと名勝、温泉地の多い鳴子温泉~新庄間を外したのは残念。だがこれを機会として陸羽東線にD51が運行されることを期待したいもの。今回の作品は鳴子の「日本こけし館」へ至る山道からの撮影だが、ここも今回は運転区間に入らない。 
D51+旧客4両
           









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2021年9月3日金曜日

使い分け

ホワイトアロー⇒スーパーホワイトアロー⇒スーパーカムイ へ続く系図
 今回の作品は千歳空港駅で発車を待つ781系特急「ホワイトアロー」。この列車は特急「ライラック」の速達版として昭和61(1986)年に誕生。停車駅を苫小牧~千歳空港~札幌~旭川に絞ったことが特徴だった。一説によると「ホワイトアロー」は造語で「白い(直行)矢」から来ていたそうだ。一方で千歳空港駅の英字標記は国鉄の規則に従ってChitose-kūkōだったが、新千歳空港駅になっては平成14(2002)年に「New Chitose Airport Station」と正式名称に改められている。造語と正式名称の使い分けも興味深そうだ。 


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2021年8月31日火曜日

8月の朝

 かつて夜行列車が健在の頃、8月の「夏休み」の一日は「朝駆け」撮影に充てていた。始発電車で出発し5時台に通過する寝台特急を撮影、ラッシュアワー前には機材を片付け帰路に着く。鉄道写真の格言「早起きは三本の徳」を堪能した朝のコーヒーは美味かった。
            終着上野まであと30分、車内では下車の準備が始まっていることだろう。

 
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2021年8月30日月曜日

「タラコ色」を標準としたキハ40。

 国鉄末期の昭和52(1977)から57(1982)年にかけて製造されたキハ40形気動車(二代目)は酷寒地向け100番台 150両、寒地向け500番台 94両、暖地向け2000番台 148両が製造され北海道から九州まで配属された。「タラコ」色と称される首都圏色が初めて採用されたのもキハ40形からで、以後国鉄では特急・急行形気動車を除く一般形気動車は「タラコ」色に統一される事になった。
 昨年より小湊鉄道へ譲渡が始まったJR東日本のキハ40形の内2両は「タラコ」色のままで転入している。原形の2000番台車に対してエンジンは米国カミンズ社製に換装、機関直結式の冷房装置の改造を施しているが頑丈な車体が売りでもあるキハ40形。小湊鉄道で末長い活躍を願いたいものだ。
小湊鉄道の在来車と同タイプのコイルバネ台車が2000番台の特徴、





鉄道撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係で成り立つもの。
ファン同士よき人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。
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2021年8月25日水曜日

稲穂、実る

 8月も半ばを過ぎると小湊鉄道~いすみ鉄道沿線は早場米による黄金色の季節になる。今回の作品は小湊鉄道 海士有木付近をロケハンしたときのもの。豊作のイメージとしてはこれで良し。さて今年の出来はどうだろうか。
実りの秋
        



鉄道撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係で成り立つもの。ファン同士よき人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。
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2021年8月12日木曜日

小さな電車と出逢う旅 

コダクロームに記録されたオールドカー、「501」は元上田丸子電鉄、
今回のスナップは2015年8月17日のブログ(https://gazosousakunin.blogspot.com/2015/08/19828.html)で紹介した1982年夏初めて銚子を訪れた時のもの。当時の銚子電鉄は12m、14m車体のオールドカーが健在だったこともあってどの車両が来るかを楽しみながら、外川から銚子まで線路際をロケハンしている。仲ノ町駅では名物機関車デキ3形も記録することができ、猛暑の中充実した一日だった記憶がある。旅の終わりは「房総急行」、房総地区では同年11月の上越・東北新幹線の開業によって優等列車の再編が行われることから「あえて」急行乗車に拘っている。振り返るとこの頃から「記録は平時」を心掛けていたように思う。心のタフさを鍛えるのは単独行が良いようだ。              





鉄道撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係で成り立つもの。ファン同士よき人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。
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