2016年11月19日土曜日

車両見本市の「急行東海」。

 準急、急行時代に東京と中京地区を結んでいた「東海」号、国鉄時代は大垣電車区をベースに東海形153系電車を中心に12両編成で運転されていた。中心という表現を使ったのは、この列車には様々な車両が使用されていたことによるものだ。冷房車、非冷房車が混在した153系の他、163系、165系、155系も使用され急行形電車のカタログのような編成だったこともあった。
 背景として、新幹線が頻繁に運行される中での東海道線「急行」では12両は供給過剰のきらいもあったが、大垣夜行を含む東京圏への普通列車運用があったことから長編成が必要とされたことにある。そのため、中京圏運用に使いづらい異端的な車両が集められたようだ。 今回はそんな見本市のような車両の一部を紹介してみる。
クハ164形、153系からの改造車。
一車種のみ163系(本ブログでは再掲)


急行形改造後の修学旅行用155系。

冷房準備工事車のクハ165形。 


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