2021年8月30日月曜日

「タラコ色」を標準としたキハ40。

 国鉄末期の昭和52(1977)から57(1982)年にかけて製造されたキハ40形気動車(二代目)は酷寒地向け100番台 150両、寒地向け500番台 94両、暖地向け2000番台 148両が製造され北海道から九州まで配属された。「タラコ」色と称される首都圏色が初めて採用されたのもキハ40形からで、以後国鉄では特急・急行形気動車を除く一般形気動車は「タラコ」色に統一される事になった。
 昨年より小湊鉄道へ譲渡が始まったJR東日本のキハ40形の内2両は「タラコ」色のままで転入している。原形の2000番台車に対してエンジンは米国カミンズ社製に換装、機関直結式の冷房装置の改造を施しているが頑丈な車体が売りでもあるキハ40形。小湊鉄道で末長い活躍を願いたいものだ。
小湊鉄道の在来車と同タイプのコイルバネ台車が2000番台の特徴、





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