2021年11月30日火曜日

バトンタッチ

今回の機関車EF66 100番台が製造されたのは民営化後の平成元(1989)~3(1991)年。好景気下での高速貨物列車の需要増に応えるため、15年ぶりの増備にあたっては諸性能は基本番台に準じているが外観は変更されJR貨物色の採用と合わせ「JR新形機」を思わせる仕様となった。登場後は基本番台同様に東海道・山陽線筋の最高速度110、100km/hの高速貨物A「スーパーライナー」を中心に運用されてきたが、近年「桃太郎」ことEF210形によって置換えが進み今では基本番台は1両、100番台も二次車25両が残るだけになっている。完全なバトンタッチは検査期限との兼ね合いになりそうだが国鉄形式機関車の終焉は近そうだ。 
ファンからはその風貌から「サメ」の愛称で親しまれているEF66 100番台。
        
 
鉄道撮影は鉄道会社関係者等との信頼関係で成り立つもの。ファン同士よき人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。


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2021年11月28日日曜日

色、いろいろ

今回は毎年恒例となっている千登勢橋から見る紅葉。今年は色着きがいまひとつで、何とか絵になりそうな構図を探してみたのが今回の作品。半逆光に映えた樹々に過ぎ行く秋を感じながら暫しカメラ散歩。次はJR目白駅方面へ行ってみようか。
学習院下発車
       



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2021年11月26日金曜日

メトロポリタン トレイン

今回の作品はJR目白駅前の目白橋から見た西武001系特急「ちちぶ」号。「Laview」(ラビュー)の愛称をもつ同車はシルバーメタリック塗装と大きな側窓が特徴の「メトロポリタン」を感じさせる車両。民鉄のフラッグシップトレインで「Luxury」を競うのは良いこと。次は令和5(2023)年登場予定の「真打ち」東武特急N100系だ。
西武特急は「レッド」から「シルバー」へ


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2021年11月17日水曜日

美「車」薄命

今回の作品は国鉄157系の中間電動車モハ156形。特別準急「日光」用として急行形(153系東海形)の車体に特急形(151系こだま形)のアコモを備え、側窓は開閉可能な1段下降式を採用し全体としてバランスのとれた車両だった。今回の作品は157系運転最終日の「あまぎ」だが腐食によるベコベコになった外板は如何ともしがたい状態だったことは今でも記憶に残っている。準急、急行、特急更には貴賓車牽引までも担当した157系、短くも華やかな19年の生涯だった。
モハ156形には全車冷蔵庫や電気コンロが備わった売店が設けられていた。

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2021年11月9日火曜日

クロッシング

 高額運賃の値下げが話題になっている北総線は、開業当初から平成4(1992)年7月まで新京成 松戸~北初富間で相互乗り入れを行っていた。今回の作品は相互乗り入れ最終日、二つの鉄道を繋いだ「渡り線」を狙ったもの。役目を終えるクロスポイント、そこには明日は交わる事のない惜別の光芒があった。

「くぬぎ山のタヌキ」が里に下る。
                                            


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2021年11月7日日曜日

ミニ編成のグリーン席

国鉄特急車の代表格485系に3両編成が登場したのは昭和61(1986)年、九州内特急「有明」の博多~熊本間用モノクラス編成から始まった。当時は新幹線接続特急といえども利用実態に即した編成に移行していく中で3両編成はこれ以上減車できない極め付けのミニ編成。今回の3両列車は山形新幹線に接続した特急「こまくさ」、この編成には客室の一画がグリーン室へ改造されたクロハ481形が組み込まれているのは、国鉄時代から続くグリーン車利用のフルムーンキャンペーン等に対応したもの。模型のような編成でもグリーン席、普通席(指定、自由)が揃えられているのは「特急」の面目躍如というところだろうか。
左からクモハ485+モハ484+クロハ481。クモハ485には運転台ブロックを溶接する改造手法が活かされている。






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2021年11月1日月曜日

さようなら「くぬぎ山のタヌキ」

新京成のツイッター公式アカウントによると「くぬぎ山のタヌキ」こと新京成8000形が今日をもって運用から離脱するという。昭和53(1978)年から沿線に定着しているタヌキも3日に椚山車両基地で開催される最新80000形とのツーショット有料撮影会をもってお役御免となりそうだ。新京成では過去旧形電車と先代の800形の「さよなら運転」を実施したが今回の8000形の引退に際しては先述の「有料撮影会」に留まっているのは寂しい限り。惜別イベントもなく「くぬぎ山のタヌキ」は去るのだろうか。      
8000形1次車は旧形電車の標準色を纏っていた。




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