2016年9月30日金曜日

「お立ち台」は名所?

 真岡鉄道の茂木~天矢場間は勾配区間として知られている。特に下館行き列車に対しては上り勾配となるため、SLもおか号が煙を出しながら力行運転する人気のある区間だ。ここでは定番写真が撮れる「有料の撮影地」が有名だが、ロケハンしているとその季節に合ったポイントを発見できる事も珍しいことではない。昔からの名言「撮影地ガイドの傍に本当の名所があるかもしれないよ。」は、ここでも活きている。
イメージは「力行するC12」。ここは「お立ち台」ではない。
(カメラ CANON EOS7D) 
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2016年9月29日木曜日

盗作問題を考える

 今週、話題になった某レンズメーカー主催の鉄道写真コンテスト入選作に数年前の他の鉄道写真コンテスト上位入選作が盗用された件は考えさせられる事が多かった。応募者は15歳の中学生ということだが、インターネット、デジタル時代になって「盗作」は簡単にできる事を証明することになった衝撃は大きく、同時に「オリジナル」のありかたも問われることになった。 HP等でアップされた作品をコピーし、プリントすれば「名作」を手元に残す事ができる。と同時に、コピーからプリントに至る過程で自分自身で「加工」をしたら、その作品のオリジナル性はどうなるだろうという疑問も生じてくる。「似て非なるもの」というグレーゾーンに入れてしまうことで、贋作の発生に歯止めが効かなくなる事態も有り得るわけだ。作品に「名前を入れる」対策もあるが、真剣に作品を守るためにはSNSを含めネットには安易にアップしないことも大事なのだろう。今件でいえば入選作品をネットで公開していたコンテストの主催者側にも一考の余地はありそうだ。
「なのはな」と)出会える街。 
  
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2016年9月28日水曜日

似て非なるもの

 車窓からの景色と、沿線から見る景色は似て非なるもの。沿線からみる「はさがけ」のある風景も車窓からはどのように見えるだろうか。鉄道風景写真に欠けているのは「乗客の視線」で、絶景と称されるポイントも「風景写真」の範疇にすぎない。これからは逆に「車窓からの名所」というジャンルはどうだろうか。ハードルは高そうだが、思いもよらない「名勝」が発見できるかもしれない。 記憶に残る景色は、「一方向から」に限られるわけではないのだから。 

秋景色を行くC11。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム フォルティア)
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2016年9月27日火曜日

映える。

 蒸気機関車を斜光で照らしてみる。 順光では得られない質感が見えてくる。特に形態が似ているD51とC58による重連は機械美を感じさせてくれる。 近年、この二形式での重連運転はなされていないが、10月1日から始まる「ググッとぐんま観光キャンペーン」ではオープニングセレモニーの続いてD51とC61の重連が予定されている。 年内は「群馬」が注目を集めそうだ。

僕達の未来。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)

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2016年9月26日月曜日

「整形」電車

 新京成電鉄の初代800形は、前面が5回変わったという珍記録を持った車両だった。 1971年の誕生時は、おでこに前照灯が配された「京成顔」で色の変わった「京成電車」という印象だったが、冷房化を含む更新工事に伴って「顔」が変わっていくことになる。
 大きな転機は編成の固定化による貫通扉の廃止と埋め込みで前面がフラットになったことと後進の8000系電車と乗務員室内の機器配置を揃えたことだろう。 特に外観に大きな変化を与えた改造は、前照灯、尾灯の移設で京成3200系更新車と同様、オリジナルからは程遠い印象を与える事になった。 その他ステンレスの飾り枠が付けられる等、整形は計4回。 結果、原顔を偲ばせるのは左右2つの窓とその下にあるアンチクライマー位になってしまった。 現在は全車廃車され、運転席部が運転シュミレータとしてくぬぎ山車両工場に残されており、一般公開時には見ることができる。
さよなら」運転時の800形。出力増強による編成組み換えでパンタグラフが2つ続いたのが特徴だった。
(カメラ CANON EOS-1V HS、フィルム フジクローム RVP)

8000系との並び、前照灯、尾灯の位置が似ているのが良くわかる。

現存する800形運転台、これは2010年津田沼でのイベントに登場したときのもの。

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2016年9月25日日曜日

「郵政省」所有の電車


 鉄道による郵便輸送がなされていた国鉄時代、郵便車は郵政省所有の「私有車両」だった。郵便客車による輸送が主体だった中で、四国には郵便気動車がそして高崎・上越線、東海道本線大阪口、信越本線の普通列車の電車化用として1967年に誕生したのが郵便電車クモユ141形で、1両で走行することが可能な「1M方式」を採用した直流新性能電車初の車両だった。注目されたのは車内における作業環境改善のため、当時急行グリーン車以上に搭載されていた冷房装置が設置されていたこと。郵便物紛失防止の観点から窓を開けられないことからの装備ではあったが、一般乗客より優遇された「私有車両」故のエピソードでもあった。 鉄道による郵便輸送は民営化前1986年廃止されたことにより、郵便車は他に転用されることもなく全車廃車、現状は数両の郵便客車が保存されているだけとなっている。 
10両製造されたクモユ141形、新旧の電車に連結可能な車両だった。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム コダクローム KR)

事業用車クモヤ143をベースにしたクモユ143形、4年間で廃車となってしまった。















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2016年9月24日土曜日

赤と黒のハーモニー 

 無骨な蒸気機関車もコスモス越しに見ると、心なしか長閑な表情になる。 JR東日本各地を遠征する真岡鉄道のC11、今年11月にはJR飯山線、飯山~長岡間で運行される。蒸機の運行は44年ぶりという。さてどのような風景がC11を迎えてくれるだろうか。  
秋の磐越東線でも運行されたC11。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム フォルティア)


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2016年9月23日金曜日

「カツギ屋」のいる光景

 早朝、背負子を背負ったおばさん達が地元の産物を列車で都内へ運ぶ姿は、京成本線や常磐線、成田線の風物詩。かつては「行商列車、行商車両」もあったが、今は一般客に混じっての移動になり肩身は狭そうだ。ホーム上で行商人同士が荷物の積み替えをする光景は、往時を偲ばせてくれる。 出来はどうあれ、常に撮っておくことの大切さをこの一枚は示している。 
「行商人」たち 
(カメラ CANON NewF-1、フィルム コダクロームKR)
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2016年9月22日木曜日

雨の金太郎

 台風によって秋雨前線が刺激されている今週は雨が多かった。 その中、偶然見かけた金太郎は水浴びをしているが如く、気持ちよさそうに見えた。 その時はまさか1時間後に再会するとは思わなかった。 狙っていた列車の代わりとして・・・。
「金太郎」の愛称で親しまれているEH500形電気機関車
(カメラ CANON EOS7D)


よし来た!! あれ?違うぞ・・・と意気消沈。
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2016年9月21日水曜日

春も良し、秋も良し

 秩父鉄道の上長瀞駅付近では春は桜並木が車窓を楽しませてくれるが、秋は彼岸花が列車を迎えてくれる。上長瀞駅に停車する三峰口行「SLパレオエクスプレス」号もこの時期はスピードを落とし、黒煙を出してくれることもある。 「どうぞ撮影してください」といわんばかりの「サービス」に戸惑いながらも、せっかくのチャンス、安全第一で作品は作りたいものだ。
赤いナンバープレートが彼岸花にはお似合い。
(カメラ CANON EOS-1RS、フィルム フジクローム フォルティア)
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2016年9月20日火曜日

おそろい

  ローカル沿線に立っていると目の前にある風景に合う列車が来て欲しいと思う。 色に関しては「タラコ」と称される朱色一色の時代と比べれば今はカラフルになり、混色ではなく色が揃っている編成は見栄えがする。 
 磐越西線の新系列ディーゼルカーは、新旧混在時期であることからステンレス車と鋼製車の混結も多いので統一された編成を見ることは難しい。だが、タイミング良く遭遇すると「ラッキー♪」とテンションも上がるというもの。この日の編成は輝いてみえた。
キハE120形式は、新潟トランシス社がJR東日本へ納入した初の気動車。
(カメラ CANON EOS RT、フィルム フジクローム RVP100)
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2016年9月19日月曜日

電蒸運転

 電気機関車と蒸気機関車が重連で運転する「電蒸運転」、今でも日常的に見ることができるのは大井川鉄道で、蒸機列車の客車の両数によって最後部に電気機関車を補機として連結している。 ところが、今回の写真は蒸気機関車の次位につながっている。 理由は最後部の客車が展望車だったから。オープンデッキからの景色を遮らないようにした嬉しい配慮だ。 こういう「キシャ旅」も楽しそうだ。
1等車を模した白帯が展望車。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)
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2016年9月18日日曜日

ここから始まった近郊形電車

 両開きドア三扉の近郊形電車のパイオニアは、1960年に製造された401系、421系電車。 交直流電車の第一号でもあることと合わせ、近郊形電車の歴史はこの電車から始まっている。 初期車は「東海形」153系と同じ低運転台構造が特徴で、増備車からは御馴染みの高運転台構造に変更されている。その後増備された113、115系に代表される「三扉の近郊形電車」は、総数5000両を超える大所帯に発展し、通勤形103系共々国鉄を代表する「身近な電車」となった。だが車両保存に関してはJR東海、リニア鉄道館のクハ111-1のみとなっているのは不思議なことでもある。
 形態的に変化が多い系列だった事もあり、どの時期が「オリジナル」かの認定は難しいが「通勤通学に活躍した身近な電車」も保存する価値はあると思うのは私だけだろうか。  
401系電車が停車する40年前のJR松戸駅、今年の12月で120周年を迎える。(ネガカラー)

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2016年9月17日土曜日

只今、三連敗(^^;

 今日は信州「カシオペア・クルーズ」の運転日、今回は「常磐線らしさ」を狙ってみたが、見事に上り列車に被られてしまった。 もし上り列車が「短い10両編成」だったら・・・と嘆いても後の祭り。 「カシオペア・クルーズ」撮影、三連敗中。
千住界隈を行く「カシオペア」、今日の牽引機はEF64 1001号。
(カメラ CANON EOS7D)
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2016年9月16日金曜日

予感。

 この日の長崎地方は、低気圧の影響もあってか小雨交じりで不快指数も高かった。荒れる気配のする空を強調した構図で撮ったのは、寝不足の中、早朝福岡入りした自分の体調と重なるものもあったようだ。 このときは「晴れ男」のパワーも力及ばず友人の「九州に来ると天気悪くなるね♪」のジョークに苦笑いしながら、撮影した一枚だ。
構図に困まる場所だったが、干潮だったこともあり海側から撮影してみた。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)

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2016年9月15日木曜日

Dr.Yellow Majic。

 「日本の建築物の凄いところは、ビルのガラスの平面性が保たれていること。」と、この作品にコメントを寄せてくれた方の感想の通り、私もここまでビルに列車が映りこむことには驚ろかされたものだ。 この作品を撮影したのは昨年の10月6日、ところが今年3月に再撮を試みたところ、どうにもしっくりこない。 天候のせいなのか、太陽の位置によるものか、と検証するのも悪くはないがここでは素直にドクターイエローの「Show Time」を楽しむ事の方が良さそうだ。 
「ビル」に先頭部が映った時がシャッターチャンス。 ここでの肝は列車を見ないことだ。
(カメラ CANON EOS7D) 
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2016年9月14日水曜日

TX&流鉄 

 9月25日まで実施されている「TX&流鉄 ご当地キャラクタースタンプラリー」は、両社初めての合同企画として注目されている。 1編成ずつ用意されたキャラクタートレインには車両ドアに相手会社のカラーリングを施すというコラボがなされており、流鉄ではオレンジ色の「流星」号、TXでは同社HPに専用編成の運行予定が掲載されているので乗車しやすいよう配慮されているのは嬉しいことだ。 両社の合同企画、次が楽しみになってきた。
ドアにTXラインカラーが入れられている「流星」号 

流鉄の車両は元西武鉄道。沿線ではお馴染みになっている。
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2016年9月13日火曜日

「その時」を待つ機関車

 今月11日、羽越本線で運転されたお召し列車。 「特別車両(E655形)」を組み込んだE655系による6両での運転は2012年以来の事だ。このE655系電車は、皇室用「新1号編成」を置き換えるため製造されたJR東日本のハイグレード車両で、定期運用は持たないが団体専用列車「和(なごみ)」としても運行される「ジョイフルトレイン」でもある。このE655系は交直両用車であることから電化区間は自走可能だが、それに加え非電化区間へも電源装置を備えている「客車」として入線することができるのが特徴。この「客車」を牽引するための機関車が高崎車両センター所属のDD51形ディーゼル機関車で、4回のお召し列車牽引実績を誇る842号機を含む3両が来る「その時」を待っている。さて、実現するのはいつだろうか。 (カメラはRICOH GRデジタルⅡを使用。)  

艶のある塗装はカメラマン泣かせのE655系電車。
この先頭車に電源用のディーゼルエンジンが備えられている。
手すり、ランボード、排気煙突がステンレス化されたお召し装飾が施されている842号機。
1973年「若潮国体」がお召しデビューでもある。

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2016年9月12日月曜日

パンタグラフのある客車

 電車の絵には必ず描かれるパンタグラフだが、かつては客車にもパンタグラフを装備した車両が存在したことがある。有名な車両は1960年に誕生したカニ22形電源車で発電用にディーゼルエンジンと電動発電機、そして給電用にパンタグラフをを装備した車両だった。
 二種類の電源装置を備えるという意欲的なコンセプトの車両だったが、その重量から入線エリアが限定された事がデメリットとなり、後に電動発電機とパンタグラフは撤去されユニークなパンタグラフ客車は短命に終わった。だが民営化後の1989年に思いがけない形で復活することになる。
 背景にはJR西日本「トワイライト エクスプレス」用に電源車を捻出する必要があったためで、JR西日本所属の「あさかぜ」「瀬戸」用客車から電源車を転用、その代替として電源供給用静止インバータとパンタグラフを備えた「電源車仕様」ロビーカーを連結したことによるものだ。電源設備を電動発電機からインバータに換えたとはいえ、30年を経てのパンタグラフ客車復活には驚きと共に技術の進歩を実感するには十分だった。 これからの車両は、どのような「意欲作」が生まれてくるのだろうか。アイデアはすぐ傍にある。そう思うと楽しみだ。
電車ではないパンタグラフ付客車スハ25 300番台は12系客車からの改造車。
(カメラ CANON NewF-1,フィルム フジクローム RDPⅡ)

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2016年9月11日日曜日

コーラルレッドに揺られて

 高崎と下仁田を結ぶ上信電鉄の200形電車は1964、1969年に導入された自社発注車両。冷房がないことから夏場は予備車になることが多いが、涼風が吹く時期になると乗車する機会も増えるようだ。
 この沿線の大きな話題として、世界遺産登録された富岡製糸場の存在がある。上州富岡駅から徒歩15分程で行けることから、往復割引きっぷの発売で上信電鉄も力を入れている。空気が澄んでくるこれからの時期、行楽地として北関東も良さそうだ。 
青空に似合う「コーラルレッド」の200形電車。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)

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2016年9月10日土曜日

デルタ線を行くカシオペア


 JR武蔵野線の新松戸付近は、南流山駅から常磐線 北小金、馬橋方面へ繋がる広大なロケーションで知られている。元々が貨物線として建設された武蔵野線ならではのデルタ線に「カシオペア・クルーズ」が運行されるという。通常は貨物列車が往来する路線を行く珍列車を撮影するためロケハンした結果、今日は「デルタ線」を強調した構図を作ってみた。理由は今回の「カシオペア」はヘッドマークが装着されていないことから機関車より編成を優先したことから。
 事前に考えていたイメージとは異なったが、「武蔵野線らしさ」は表現できたようだ。さて次回はどう料理しようか。次は17日に下り「カシオペア・クルーズ」が運転される。  

デルタ線、左は北小金方面、右は馬橋方面に繋がっている。
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2016年9月9日金曜日

「かぼちゃ」電車のいる風景

 緑とオレンジの湘南色を纏った近郊形電車115系が走ることで知られている群馬エリア。高崎をベースに上越、信越、両毛、吾妻の各線で運用され「かぼちゃ電車」として親しまれているが、いよいよ本格的に置換えが進むことになった。後継はステンレスの211系電車で上野東京ライン開業に伴って東海道、高崎線から捻出された車両だ。
 この置換えが完了すると「115系」という形式はJR西日本や第三セクターのしなの鉄道に残るが、事実上「湘南色の115系」は消滅する。これは同時に「湘南電車」の歴史にもピリオドが打たれる事を意味する。日本の風景から湘南色が消える。この事実は、鉄道の歴史において大きな転換期になることは間違いなさそうだ。
水上付近を行く「湘南色」115系。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)

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2016年9月8日木曜日

滝らしさ

 JR烏山線の名所ともいえる「龍門の滝」。この滝からみるディーゼルカーは収まりがよく、涼しげにみえたものだ。 変化に乏しかった烏山線も近年は「復刻国鉄色」車両や、蓄電池電車の導入などによって注目を集めている。、将来的には蓄電池電車に統一されることが決まっていることから、龍門の滝とディーゼルカーの組み合わせを記録するのは早めの方がよさそうだ。
最寄り駅の「滝」駅から徒歩5分という「龍門の滝」。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RDPⅡ) 

 

次世代の主役、蓄電池電車EV-E301系「ACCUM」、現在は1編成が運行している。

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2016年9月7日水曜日

海霧

 早朝から立ち寄った撮影ポイントは霧の中だった。 「せっかく来たのにツイてないなぁ・・・」と当時は思った。だが、災害によって列車が来なくなった今では思い出の光景になろうとしている。 「常に撮っておく」姿勢が大事ということ実感した一枚だ。 
「海霧」は夏の季語だとか。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)

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2016年9月6日火曜日

再度の動態復活なるか?C12164。

 静態保存状態が続いている(財)日本ナショナルトラスト所有のC12164号機が、再度の復活に向けて動きはじめている。 ATS(自動列車停止装置)未設置という理由で火を落として久しいが、ボイラーに不具合があったこともあり動態復元へ越えるべきハードルは高いが、また火が入って欲しいと願うファンは多い。
 この機関車が大井川鉄道と縁ができたのは、1973年に本川根町に貸与され千頭駅構内に展示されて以来で、蒸機運転復活のため1975年に入線したC11227号機よりも早かったのは特筆すべきこと。 
 C10、C11、C12の三タイプのタンク機関車が揃う大井川鉄道。C12復活の暁には2001年以来の「三重連」運転も再現して欲しいものだ。 
火が入った三台の機関車、この時の主役はC10だったが今度はC12。
(カメラ CANON T90、フィルム コダック エクタクローム EB)
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2016年9月5日月曜日

おひさまのかおり

 生活の営みを感じさせる光景に出会うと思わずカメラを向けたくなる。この日は布団干しの家がポイントだった。 干した布団から感じる「御日様の香り」、この光景から伝わるだろうか。      
向かってくる列車を構図に入れることでバランスをとってみた。
(カメラ CANON EOS7D)
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2016年9月4日日曜日

二年目の流鉄BEER電車

 二年目を迎えた「流鉄BEER電車」、屋台で地元名店の料理を調達して車内でライブを楽しむというスタイルは前年とおりだが、今年から屋台スペースや飲食エリアが広がった事でゆったりとした雰囲気になっていた。早い時間帯では子供連れの家族も多数見られ、この「秋祭り」は地元に定着しつつあるようだ。 今回は、そんな中でのスナップをまとめてみた。(カメラはGRデジタルⅡで撮影)

雲、被っちゃうよ~!! と、青空研究家の皆さん・・・!?
ローストチキンと茨城地ビール・・・ん?茨城??


練り歩く。
ジャズフェス、オリジナルポロシャツ絶賛販売中。

やっぱり「流星」号。
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2016年9月3日土曜日

デゴイチ&こまち

 1997年秋田新幹線「こまち」運行開始を記念して運転された「SL秋田号」。「ミニ」新幹線とSLが並走するという演出が実施された第一号だった。新幹線軌道と在来線軌道が併設されている区間ならではのSHOWだが、思いのほか好評のため、以後幾度か行われている。 この時は「こまち」の白い車体と黒い蒸機とのコントラストが面白かったので、並走を狙ってみたが結果は御覧のとおり。 お先に失礼と言わんばかりに「こまち」が追い抜いていった。  

涼しげな絵だが、炎天下での川縁は蒸し暑かった。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)
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2016年9月2日金曜日

踏切待ち

 流鉄流山線の小金城址駅は、沿線唯一の橋上駅。その跨線橋からは線路と並行して流れる坂川を見ることができる。 望遠レンズで見てみると、踏切待ちの自転車が面白い位置にいたので暫し待つこと数分後、沿線で人気の「流星」号がやって来た。 この「流星」号、明日開催のBeer電車でも活躍するようだ。 
踏切が開くまでの小さなドラマ。
(カメラ CANON EOS7D)

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2016年9月1日木曜日

暑かった高原列車

 JR小海線を行くキハ58の高原列車。窓から風を取り込むお客さんは涼しそう・・・に見えるが、この編成では冷房電源を持つ車両を連結されていないため冷房装置が使えないことが真相。新車に置換えられるまでこんな笑い話みたいなことが民営化以降もあった。 空調が整えられた現在では、「窓を開けられる車両」の方が珍しくなっている。 
山岳線の小海線では2エンジン車が必要不可欠だった。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)
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