2017年1月31日火曜日

シャトル特急「VIVA AIZU」。

 1993年特急「あいづ」の上野駅乗り入れが廃止され、その代替に新幹線接続のシャトル列車として郡山~会津若松間に誕生したのが特急「ビバあいづ」。 外観の変更共々注目されたのがインビテーションカー」で、1両を会津地方の物産が展示される等のフリースペースにしていたこと。乗車時から「会津」を意識させるような意欲的な戦略だった。地域色を明確にしたサービスは現在では珍しくはないが、当時はそのコンセプトを熟成しきれなかった感があった。
 結果として特急「ビバあいづ」は10年程で「快速」に格下げとなり、以後は地域の足として現在に至っている。
「山形新幹線400 系」を意識した専用塗装が施された「VIVA AIZU]。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)
【スポンサーリンク】

2017年1月30日月曜日

心の片隅に。


 蒸機列車にはドラマがある。姿が見えなくなるまで目を凝らしていると、時には思いがけないシーンに出会うことも。今回の作品での主役は、SL見物の家族連れ。望遠レンズで浮き立たせてみると親子共々はじめてみる蒸気機関車にはワクワクしていた雰囲気が伝わってきた。心の片隅に残る汽車の記憶、それが残せたような気がした。
「かっこよかったね」の声が聞こえてくる。これでよし。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)

【スポンサーリンク】

2017年1月29日日曜日

競煙

 NHKニュースによると今年の釧網本線「SL冬の湿原号」の運転が昨日から始まったという。かつては運行開始のオープニングとしてC11重連による川湯温泉への延長運転が行われていたことは既に過去帳入りして久しい。ペアを組んでいた二つ目の207号機が今年鬼怒川で再起するのと比べ、171号機の晴れ姿はこの時期のみになっているのは寂しい限り。 
 釧路エリアの冬の観光列車として定着している「冬の湿原号」だが、道東はグルメを含め魅力的なエリア、観光客誘致の切っ掛けとして通年運行も検討して欲しいものだ。道内にも四季折々を通して蒸機列車が走る路線があっても、一向におかしくはないのだから。      
二台の機関車が競う。これも北海道では過去帳入りしたシーン。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)
【スポンサーリンク】

2017年1月28日土曜日

銀座線から消える01系


 東京メトロのPRによると3月10日をもって01系電車が引退するという。1983年のデビュー以来33年間経過した今でも「新しい車」に見えてしまう程「新しさのある古い」車両だった。後継の1000系が「古さのある新しい」車両というのとは好対照で、これで銀座線は「オレンジ色」から「黄色」の時代になる。PRにはトップナンバー編成の3両が動態保存されることも記されており、昨年アルゼンチンから里帰りした元丸の内線の500形共々次の活用が楽しみだ。

保存される01系トップナンバー編成。対照的に左の2000形は全廃されている。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RFP)
制御方式は1983年当時最新の「高周波分巻チョッパ」を採用、チョッパのトレンド車両だった。、

【スポンサーリンク】

2017年1月27日金曜日

見えたのは・・・。

 昨年5月16日の本ブログ「ちょっとしたヒラメキ」で紹介したポイントに再訪してみた。空気の澄んだ冬場にこの場所から富士山は見えるだろうか。 
 結果は微かに見ることができたことは目論見とおりだったが、撮影するには網入りガラス越しでは無理があった。その中で構図に飛び込んできたのはスカイツリー。記録としては、これで良し。無理な撮影は禁物、自然体が一番だ。        
「ひたち」とスカイツリー。
富士山はスカイツリーの右方向にある。関東富士見百景の戸定が丘歴史公園からは見えそうだ。
(カメラ CANON EOS-1D MarkⅢ)

【スポンサーリンク】

2017年1月26日木曜日

東長原駅、発車。


 東長原駅は、磐越西線の電化区間側にある小駅。この駅が注目されたのは、イベントで蒸機列車が運行された際、日が暮れる頃に発車する会津若松行が撮影できたこと。ポイントとしては平凡だが、気温が下がる時間帯ということもありここでの力行シーンは絵になった。 加えてこの時間帯に撮影できたのは会津若松を基点に運行された時の復路だったこともあり珍しさもあったようだ。
 東長原を発車したD51は会津若松へ到着後、整備を受け運転区で一晩を明かす。このときは遠目から機関区にいる夜の蒸機を見ることができたこともあり、会津若松駅付近に泊まったファンは多かった。集客の問題もあるのだろうが、新幹線接続を意識した運行では見ることができなくなったエピソードでもある。 

この発車シーンでこの日の撮影は終わり・・・フィルム時代には区切リがあった。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RDPⅡ)
【スポンサーリンク】

2017年1月25日水曜日

「大樹」は8月10日から

 「大樹」は今年から東武鉄道で運行される蒸機列車の名称。JR北海道から借り受けているC11207号機を始め、JR東日本、西日本、四国、貨物各社からの車両譲渡、運行関連の検修や乗務員養成には秩父鉄道、大井川鉄道、真岡鉄道の協力を得るなど鉄道各社の支援、協力によって成し遂げられる大樹の名に相応しいスケールの大きい事業となる。 
  鬼怒川線12.4kmを土休日中心に1日3往復運行されるということから乗車機会が多くなることは嬉しい限り。風光明媚とは言いがたい鬼怒川線だが、逆に沿線の魅力を発見する楽しみもある。 5月からの試運転が待ち遠い。
C11207号機とは釧網本線「冬の湿原号」以来の再会になる。
(カメラ CANON EOS7D)
【スポンサーリンク】

2017年1月24日火曜日

ステッカー電車

 みどりの山手線、オレンジ色の中央線など、国鉄時代から続くラインカラーは利用客にはありがたいサービス。車両の色がラインカラーになっていることから、誤乗防止にもなることと合わせて東京ではその存在が景観の一部になっていると言っても過言ではないだろう。 
 現在のステンレス車両ではラインカラーはテープで表現されているので、車両が他線区に転属する際はテープを貼り替えて対応するが、塗装されている鋼製車両では簡単に塗り替えることができないこともあり「誤乗防止」のステッカーで急場を凌ぐ事も珍しいことではなかった。今回は、国鉄時代の例をまとめてみた。 クイズではないが、さて何線でしょう?   

Q、中央線?、A、総武・中央線各駅停車

Q、総武・中央線各駅停車?、 A、武蔵野線
Q、常磐線各駅停車&千代田線?、A、常磐線快速


【スポンサーリンク】

2017年1月23日月曜日

ステンレス車体のEF81

 EF81形交直流電気機関車には、ステンレス車体の車両が4両ある。300番台に区別されているこのグループは関門トンネル用として1973、74年に製造され、先代のEF30形同様にトンネル内の海水滴下による腐食対策としてステンレス車体となったものだ。ステンレス車はメンテナンスフリーということもあり無塗装が基本だが、301、302の両機は1978年に常磐線(内郷機関区)に転属した際、他のEF81と同様にローズピンクに塗装されている。
民営化後はJR貨物に所属、関門トンネルを通過する貨物列車を中心に運用されていた。経年によって3両は廃車になったが、現在も303号機が健在で無塗装のまま九州地区で最後の活躍をしている。
常磐線時代には寝台特急「ゆうづる」を牽引した301号機。
(カメラ CANON NewF-1,フィルム フジクローム RHP)
【スポンサーリンク】

2017年1月22日日曜日

寒さに強いプラスチックカメラ

 雪原を行くD51、だが力行区間でないこともあり無煙で通過・・・やられた!と思うと同時に振り向いてみるとファインダーの中には雪を蹴散らしている動輪が飛び込んできた。
 このとき使用したカメラはボディにエンプラが使用されたキヤノンT90、熱伝導の低さからか寒さに強かったのは意外な発見だった。カメラは金属製が尊ばれていた風潮の中、こういう状況下ではプラスチックも悪くないなぁと思ったものだ。   
安全第一、このシーンは道路脇から50ミリレンズで撮っている。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RDPⅡ) 

【スポンサーリンク】

2017年1月21日土曜日

UP、DOWNの京成線

 京成 船橋競馬場駅で見ることができる高架線とのアプローチ。ここでは登る「上り列車」より降りてくる「下り列車」が絵になることもあり、沿線にはギャラリーもチラホラ。その中でアップダウンを強調しながら望遠レンズで「成田山開運号」を狙ってみる。待つこと数分、専用のヘッドサインも凛々しく「新型スカイライナー」は軽快に坂を駆け下りてきた。 やはりこの電車には華がある。
成田山開運号が懐かしの元「センター競馬場前」駅に進入する。  
(カメラ CANON EOS-1D MarkⅢ)

【スポンサーリンク】

2017年1月20日金曜日

D51が似合う路線

 明日、明後日と房総で運行されるJR東日本のD51、房総地区では現役時代に運行されていなかった機関車なので、毎回イベントとして割引いても何かしっくりこない印象がある。 
 復活したD51の冬期運行で有名だったのが郡山~会津若松間の磐越西線。特に磐梯熱海から中山峠に続く25パーミルの勾配を行く姿からはD51の力強さを実感できたものだ。 やはり、この機関車には平坦路線より勾配路線の方が似合う。大寒の今日、蘇ってきた懐かしい記憶でもある。 
「玉屋登り」ポイントを行くD51。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)
【スポンサーリンク】

2017年1月19日木曜日

雪煙、舞う

 雪が降った後には、趣のある光景に出会えるもの。 雪晴れとなった富士急行沿線では、富士山に積もった雪が風で舞う光景を見ることができた。 ズームレンズで景色を切り取ってみると、良い感じの構図が出来上がった。これで良し。
 今週末、関東地方も降雪の予報が出ているという。身近な場所でも雪化粧で印象が変わることは珍しくない。雪晴れの日には足元に気をつけながらのカメラ散歩も良いものだ。         
富士山を背に行く5000系「トーマスランド」号、富士急が自社発注した車両で
形式は昭和50年の製造に因んだものだとか。(カメラ CANON EOS7D)
【スポンサーリンク】

2017年1月18日水曜日

五行川を行く重連


 真岡鉄道の蒸機の重連運転が2月19日(日曜日)に行われるという。昨年は未実施だったので2年ぶりの重連には、多くのギャラリーが訪れるだろう。今回の写真は2012年のときのもので、土木学会選奨土木遺産に認定された五行川橋梁を活かした構図をつくっている。この位置は光線状態が半逆光となるため、「順光好き」のカメラマンは来ない・・・と読んで待っていたが、一般のギャラリーは計算外だった。さて今年はどのようなシーンが待っているだろうか。

川面に鳥がいると良いアクセントになるポイント
(カメラ CANON EOS7D)
【スポンサーリンク】

2017年1月17日火曜日

スプリンクラー

 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった・・・冬の上越線は清水トンネルを抜けると積雪地帯を行く路線であることを実感できる。その雪から線路を守るための設備がスプリンクラー、消雪のための水が頼もしい。冬場の鉄路の魅力は、このようなところにもあるものだ。
今も昔も上越国境を往来する貨物列車は重連が基本。
(カメラ CANON AE-1+P、フィルム コダクロームKR)
【スポンサーリンク】

2017年1月16日月曜日

シュプール号の時代

 国鉄時代の1986年、スキー専用列車として誕生した「シュプール号」。 往路が夜行で早朝に到着、専用バスでスキー場へ向かい午前中からスキーを楽しむという「スキーツアー」バスの鉄道版といったところで、格安パック料金でありながら「特急車両」を使用することもセールスポイントだった。スキーブームだった誕生当時は旅行会社主催のツアーにも組み込まれ活況を呈したが、その盛況期は短くスキーブームの衰退、ツアーバスの充実など取り巻く環境変化に「シュプール」号は対抗できなかったこともあり2000年以降は廃止が相次いだのは致し方なかった。今回は専用マークを掲げた往時の姿をまとめてみた。 
14系、485系、583系が使用された「シュプール猪苗代」
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)

シュプール信越、北陸新幹線開業前、信越線経由で妙高高原を目指した。

関西から白馬方面のシュプール白馬・栂池には展望室を備えた14系客車が使用された。
【スポンサーリンク】

2017年1月15日日曜日

お座トロ展望列車

 会津鉄道のお座トロ展望列車。その名の通り「お座敷」+「トロッコ」+「展望」が一つの列車に盛り込まれている「イベント列車」。 2016年までは3両編成で運行されていたが、お座敷車両に改造されていた会津鉄道開業以来の車両が引退した事で、現在は展望車の一部を「お座敷」に改造して2両編成となっている。 週末を中心に会津田島~会津若松間に運行されている「お座トロ展望列車」、沿線の景色を満喫できるのはどの座席なのか、それを体験する旅も楽しそうだ。
粉雪舞う中を行く「お座トロ展望列車」(カメラ CANON EOS7D)

【スポンサーリンク】

2017年1月14日土曜日

東京湾を見ながら

 房総観光キャンペーン「ちょっと一息、房総休日。~春びより~」の一環で今月21、22日に勝浦→館山間で運行される「SL館山」号に使用されるD51の試運転が今日から始まっている。往路となる館山→勝浦間はディーゼル機関車の牽引となるのは2008年の南房総号のときと同じ。決して撮影向きとはいえないこの区間での運転は過去にも数回行われているので新鮮さには欠けるが、房総観光を見直す切っ掛けになることを願いたい。特に低迷が続く内房線 君津~館山にはSLに限らず「乗車したくなる」列車の登場を期待したいもの。鉄道から見る内房の景色もいいものだ。   
内房線 上総湊付近をいくD51。空気が澄んでいる時期には東京湾越しに富士山を見ることができる。
(カメラ CANON EOS-1N RS、フィルム フジクローム RVP)

【スポンサーリンク】

2017年1月13日金曜日

難しいお題

 2014年の新春に真岡鉄道で運行されたC11とC12の重連運転は、客車が連結されていない「2台」編成だった。 どのようにこの一風変わった「重連」を表現するか、このお題に対してのアプローチは二両がわかる側面重視の構図を探すことで、その答えが澄んだ空を通して見えた日光連山を背景にする構図。この列車に「煙モクモク」では興醒めになる。「二台ぽっち」には煙も控えめでいい。既存の枠を外すと、こういう撮りかたも出来るという事をこの日は「お年玉」としてもらったようなもの。こういうお年玉は次の作品に活きてくるものだ。   
あれ?人がいるぞ・・・それが唯一の誤算だった。
(カメラ CANON EOS7D)
【スポンサーリンク】

2017年1月12日木曜日

映える小田急カラー

 ステンレス車が主流となっている小田急の通勤電車の中で、「アイボリーにブルーのライン」という小田急伝統の塗装を堅持しているのが1982年から導入された8000形電車。 メカや内装は更新されているが、外観は’80年代のスタイルを留めている嬉しい存在だ。ステンレス車が往来する小田急沿線では「小田急カラー」は異色になってしまったが、沿線でみる8000形が景色に映えて見えるのは贔屓目だけではない。これが「伝統の力」なのだろうと実感したものだ。 道理には「変わっていく」ものと「変えてはいけない」ものがある。さて「伝統の力」はどちらになるのだろう。

富士山と8000形、色のバランスが絶妙。
(カメラ CANON EOS7D)

【スポンサーリンク】

2017年1月11日水曜日

確率「約3.8%」

 15日まで新年恒例の「干支ヘッドマーク」電車が運行されている新京成電鉄。同社のホームページによると全26編成のうち1編成に干支にちなんだヘッドマークが取り付けられるという。十二支全てを収集しようとする「Complete癖」はないが、3.8%の確率で運行されているとなると気になるもの。親切な事にホームページには「お問い合わせ先」も記載されているので、興味があれば問い合わせてみるのも良いだろう。 干支は「酉」、かっこうよく撮ってあげたいものだ。  
前面に影があたらないポジションを探すのがコツ。
(カメラ CANON EOS-1D MarkⅢ)
【スポンサーリンク】

2017年1月10日火曜日

「修学旅行」から「メルヘン」へ。

 国鉄急行形165系列の「修学旅行」仕様の167系電車は、民営化後も波動輸送用として東京(田町)、大阪(宮原)に配置されていた。4両編成を9本が配属されていた田町区所属車の中でグレードが高かったのが、1988年東京ディズニーランドへの快速「メルヘン」用に改造された2編成で車内はグリーン車用のリクライニングシートに換装されていた。「メルヘン」車という通称はこれに由来するものだ。その活躍の場が広まったのは「メルヘン」運用から離れて塗装をジョイフルトレイン「パノラマエクスプレス アルプス」増結用に変更した頃からで首都圏エリアの4両編成の団体運用に活躍した。今回は成田臨に充当された「メルヘン」車とオリジナルカラー時代の記録をアップしてみた。   
冬の青空に映える「メルヘン車」。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)

立川~舞浜を武蔵野線経由で結んだ「メルヘン 立川号」 
【スポンサーリンク】

2017年1月9日月曜日

いよいよ登場!?

 新塗装化が進んでいる新京成電車で唯一、従来色を維持しているのが「くぬぎ山のタヌキ」のニックネームを持つ8000形電車。イラストでは新塗装後のデザインが、ポスター等でリリースされている中で実車の登場が待たれていた。 塗装変更は、車両の全般検査等の主要検査の際になされることからその検査期限によるところが大きい。順次、改装が進んでいるのはこのためだ。その中で8000形にも検査期限を迎える編成が出て来ることから、検査後は新塗装になる可能性が高まってくる。 イラストでは「タヌキ」というより「パンダ」にも見える8000形、期待と不安の実車の登場はもうすぐだ。
昨年のサンクスフェスタでの恒例「4系列の並び」
(カメラ CANON EOS7D)

初詣のPRポスターでは登場済みの新塗装8000形。さて実車はどうなるだろうか。
【スポンサーリンク】

2017年1月8日日曜日

成田線を行くEF81


 JR成田線の1月は成田山への初詣列車、通称「成田臨」で活気付く時期。ほぼ毎日のように団体列車が成田駅を目指すのはお馴染みの光景になっているが、近年は総武本線経由の列車が主で我孫子経由の列車は減ってきているようだ。 
 今回の一枚はJR水郡線からの成田臨、常磐線から成田線へ入線するために我孫子駅で機関車を前後に付け替えている。その先頭に立つ「北斗星」カラーのEF81 133号機は今も「カシオペア」等の牽引で活躍しているのは嬉しい限り。今夜も青森からの「カシオペア紀行」を牽引する予定だ。 

14系客車を牽引する北斗星カラーEF81は不人気、沿線のカメラマンは疎らだった。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)
【スポンサーリンク】


2017年1月7日土曜日

1.3 VS 1.6

 APSサイズ デジタルカメラのイメージセンサーには、APS-HとAPS-Cがある。35ミリフルサイズカメラと比べてセンサーサイズが小さい分画角が狭くなり、交換レンズの焦点距離はHサイズでは約1.3倍、Cサイズでは約1.6倍になる。初めてAPS-Cカメラ、EOS7Dのファインダーを覗いたとき交換レンズの画角の違いには困惑したが、その違和感を補うためEOS7Dでは焦点距離を任意に変えられるズームレンズを主に使用していた。 今回使用したAPS-HサイズのEOS-1D MarkⅢでは、なぜかズームより単焦点レンズの方がしっくりきたこともあり、単焦点レンズをメインに使用している。 今日の狙いは「成田山開運号」、単焦点200ミリレンズのキレに惚れ直したひと時だった。
1月の土、休日に臨時運行される「成田山開運号」。
しかし列車名はなぜか「シティライナー81,82」号、不思議な列車だ。
(カメラ CANON EOS-1D MarkⅢ)
専用マークをクローズアップ。 マニュアルからAFに切り替えて追随している。

【スポンサーリンク】

2017年1月6日金曜日

日没後の楽しみ

 自宅最寄り駅ビルからは、空気の澄んだ冬場には富士山とスカイツリーを見ることができる。太陽が富士山の左辺りに沈んだ後の数分間が、この場所のSHOW TIMEとなる。
 借りたカメラの練習を兼ねて久しぶりに立ち寄ってみると、期待とおりきれいな空が迎えてくれた。 明日の関東は行楽日和という予報、どうやらはずれることはなさそうだ。
借りたカメラは、CANON EOS-1D MarkⅢ。2007年の製品だ。
【スポンサーリンク】

2017年1月5日木曜日

日光、鬼怒川を目指す元空港特急

 昨日の「日光詣スペーシア」に関連して、今回は東武線へJRからの乗り入れる253系電車に注目してみるとユニークな経歴を持った車両であることが見えてくる。現在「日光」「きぬがわ」に使用されている253系電車は先代の成田エクスプレスで、2002年FIFAワールドカップ開催に際して増備された車両。その製造に際し制御系主要機器は通勤形205系から転用したという経緯がある。
 東武線乗り入れに際しては、主要機器をVVVFインバータ方式に更新、グリーン車は廃止され全車普通車となったがシートピッチはスペーシアと同等の1100mmとなり居住性は改善されている。個室やビュッフェが備わっているスペーシアと比べると輸送力重視の253系だが、共に1990年代を代表する特急車が同じ線路を走っているのはとても感慨深いことだ。   
元区分室がグリーン車時代を偲ばせるクハ253形。
(カメラ CANON EOS7D MarkⅡ) 

【スポンサーリンク】

2017年1月4日水曜日

ゴールデン アロー快走中

 平成27年に登場した「日光詣スペーシア」、現在2編成が活躍中でJR線乗り入れ編成にも施されたことで新宿発の「スペーシアきぬがわ」号に充当される機会が増えている。冬空の下を行く重厚なカラーリングは、存在感抜群で沿線でも目を引く存在だ。C11形蒸気機関車の復活や新型特急車の登場など話題が多い今年の東武鉄道だが、1990年代を代表する特急「スペーシア」の活躍はまだまだ続きそうだ。
JR線を行く「スペーシアきぬがわ」、壁クロスを金色にした「金の個室」が特徴。
(カメラ CANON EOS7D)

「日光詣」専用のシートカバー
【スポンサーリンク】

2017年1月3日火曜日

鶯谷

 元旦に札幌へ向かった「カシオペア紀行」が、定刻11:51に上野へ帰ってきた。
上り列車から鶯谷駅が見えると終着上野まであとわずかの距離。山手線内でも独特の雰囲気が残るこの駅は、不思議と上野行「長距離列車」と合わせると収まりが良いようだ。     
JR東日本からのお年玉?今日の牽引機はロイヤルエンジン。
(カメラ CANON EOS7D)
【スポンサーリンク】

2017年1月2日月曜日

悲しい知らせ

 今朝の事、中学時代の友が天国に召されたという一報が届いた。体調が悪いと聞いてはいたが、新年早々の出来事に暫し言葉が出てこなかった。 56歳だろ、早すぎるぞ。 

会津若松での写真に、中学時代の故人が小さく写っていた。 
【スポンサーリンク】

2017年1月1日日曜日

たなびく日章旗

 あけましておめでとうございます。 本年も本ブログ共々、宜しくお願い致します。

 新年の第一弾は1984年 昭和天皇ご成婚60年記念の福島行幸時にロイヤルエンジンとなったED75 121号機。今回の写真は後年イベントでの姿だが、走行中に日章旗がきれいにたなびく東北地区の特有のお召し装備が再現されていた。 今では過去の写真に残るこのお召し装備、新年に相応しい装備として鉄道博物館のED75形で再現して欲しいもの。これを今年の初夢とするのも悪くなさそうだ。 
麗しきお召し装備
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクロームRDP)

 
【スポンサーリンク】

ブログ アーカイブ