日本の文化は失敗に対して寛容でないといわれる中で、「負の効用」とは「失敗から得たものをどう活かすか」という考え方。基本はヨーロッパ大陸の思想にあり、イノベーションの源泉は「失敗」の繰り返しという事にも繫がりがある。今回のDMV(デュアル・モード・モーグル)もJR北海道で実用化手前まで行った「イノベーション」のひとつ。残念ながら道内では諸般の事情で日の目を見なかったDMVだが、四国 阿佐海岸鉄道に引き継がれ令和2年に導入予定という。世界にも類を見ない「軌陸バス」運行が無事軌道に乗るかが今から注目される。
釧網本線でテストされた第二次試作車、 |
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