2019年12月22日日曜日

僕のコダクローム

淡い新緑の表現にむいていた発色。
冷蔵庫に「眠る」2本のコダクローム64。2006年国内での販売終了がリリースされて後に破格値で売られていたことから「記念」の意味もあって購入したもので、奥が乳剤による色表現のバラツキをロット管理されていたプロ向けのPKR、手前が一般向けのKR。既に初代コダクロームの流れを汲むコダクローム25(KM)は販売終了になっていた。私自身、コダック全盛期だったリバーサルフィルムを1984年以降はフジクロームへ切り替えたためコダクロームを使った期間は短かかったが、30年以上を経ても原版は色褪せていないのはこのフィルムのストロングポイント。汎用性のない現像プロセス等時代にそぐわず消えていったコダクローム。失われた工業製品の価値が見直される機会はあるだろうか。
2種類のコダクローム64
KRは国鉄特急色に合っていた発色だった。(再掲)


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