2019年12月11日水曜日

キモはリチウムイオン電池

今年のノーベル化学賞を受賞された吉野 彰氏で注目されたリチウムイオン電池。そのリチウムイオン電池が鉄道車両の在り方を変えるやもしれないのがJR東日本、九州で実用化されている「蓄電池駆動電車」。JR東日本では「ACCUM」の愛称をもつ同電車は直流用EV-E301系がJR烏山線で実用されているが、新たに交流用としてJR九州のBEC819系をベースにしたEV-E801系がJR男鹿線に本格投入される。いずれも電化、非電化区間を通して走行できる新しい車両だがキモはリチウムイオン電池。EV‐E801系では主回路用蓄電池にリチウムイオン電池72個直列につないだモジュールを3並列で付随車に艤装する構成になっており、車重は電動車と1tしか変わらないという。ハイブリッド気動車共々新技術を取り込んだ「電動車両(電車)」の動向には注目したいところだ。

「ACCUM」はACCUMULATINGから命名された。

EV‐E801系投入で置き換えが進む男鹿線用キハ40系
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