2018年11月15日木曜日

「はくたか」のルーツ。

 現在、特急「はくたか」というと東京~金沢間の北陸新幹線の主力列車。その前は上越新幹線接続特急として越後湯沢からほくほく線経由で金沢を結び、ほくほく線内では最高速度160km/h運転がなされていたのは記憶に新しい。この「はくたか」のルーツを遡ると昭和40年に大阪~青森・上野(信越線経由)を結んだ「白鳥」から系統分離された上野~金沢間の特急に至る。「はくたか」と命名された新設特急がファンの間で有名になったのは昭和44年に向日町運転所485系11連によって電車化されてからで、金沢で「雷鳥」と共通運用を組むことで毎日上野駅に関西系編成が乗り入れたこと。時には60Hz「赤スカート」も運用に入ることもあって注目された列車だった。今回の作品は昭和57年上越新幹線開業前の「はくたか」。まもなく羽を休める最後の「かがやき」を放っていた勇姿をアップしてみた。
絵入りマークが「ショッカー」に似てると揶揄された「はくたか」
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RHP
   
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