2017年6月14日水曜日

民鉄に残るDE10牽引の客車列車。

 JR旅客会社に在籍しているDE10形ディーゼル機関車は前年度末で66両。民営化時点で211両継承されて以降、数を減らしつつも最大勢力を維持している。とはいえ、用途は構内入換用やホキ、チキといった貨車の牽引で、JRでは客車を牽引する事が「イベント列車」になっている。
 一方、第三セクターの真岡鉄道「SLもおか号(回送)」、わたらせ渓谷鉄道「トロッコわたらせ渓谷号」の運行ではDE10は欠かす事のできない存在。更に今年8月から東武鉄道鬼怒川線で運行予定の「大樹」でも補機として使用される。国鉄世代からは「珍しくもない」客車の先頭に立つDE10形の姿が、この三線で健在なのは嬉しい限り。面白いのは各線毎の客車が異なる事。真岡は50系、わ鉄は12系、東武は14系とうまく住み分けができている。カメラを向ける対象は蒸機だけではない、今はそういう時代だ。
「SLもおか」号の回送ではDE10が先頭に立つ。
(カメラ CANON EOS7D)

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