2017年6月10日土曜日

「京急らしさ」が残る京急800形。

 40代以上の世代にとって「京浜急行」と聞いて連想するのは「赤い電車」「片開き扉」「一灯の前照灯」だろう。特に他社では一般的になっている「両開き扉」を京浜急行が導入したのは1982年と遅く、それまでは会社として「片開き扉」「ドア数を増やす」方針が貫かれていた。その最後の系列が「ダルマ」のニックネームが付いている800形。18mの車体に片開き扉の4ドアが設置されている仕様は「古き京浜急行」そのもの。更に昨年末、一編成が登場時の塗装に復元されたこともあり「京急らしさ」を今に伝えている800形だが、淘汰が進む直流モーターを使用する系列でもあることから第一線を退く日も遠いことではなさそうだ。
八ッ山を行く800形。品川駅改造に伴いこの周辺も大規模な変貌が予定されている。
(カメラ CANON EOS7D)
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