「East i」は、JR東日本の「新幹線 電気・軌道総合試験車」E926形の愛称。白い車体に赤帯を配し「East i」のレタリングがされているのが特徴の一つで、在来線用の「E」、「D」も同様なデザインとなっている。同じ新幹線 電気・軌道総合試験車でもある「ドクターイエロー」JR東海、西日本の 923形に比べ、都市伝説になるようなエピソードもなく目立たない存在だが、その守備範囲は広く「北海道、東北、上越、北陸」の新幹線軌道、そして山形新幹線「つばさ」秋田新幹線「こまち」が走る奥羽線、田沢湖線の標準軌区間までとなっている。特に「こまち」用E3系がベースになっていることから新幹線軌道では275km/h、在来線では130km/hでの検測が可能で北陸新幹線の連続急勾配、周波数の切り替えも対応できるという優れものだ。そのためその姿を見ることは「ドクターイエロー」以上にレアとも言われている。その「East i」も製造が2001年という事から後継車が気になるところ。ファンとしてはE6系「こまち」をベースにしたスタイリッシュな「 East i 」の登場を期待したいところだ。
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白い車体から「白衣」をイメージしてしまう「East i」。 「ドクターイエロー」のようなインパクトに欠けるのは残念。
(カメラ CANON EOS7D) |
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