2019年6月3日月曜日

響くブロアー音

 鉄道趣味の中で「音」にこだわる人は少なくない。古くはSLブームの際、SLのレコードに影響を受けてかカセットデッキ持参で録音するファンは多かった。家庭用のビデオカメラが普及してからはスチールカメラと「共通運用」するファンが増え「動画と音」が身近になったことを実感したものだ。その中で「音にこだわる」ファンが注目したのが’80年代後半登場したDAT(デジタルオーディオテープ)機材。ビデオとは異なる高品質の「生録」が浸透していった当時は「音で魅せる」被写体が散見していた。現役時代のEF63もそのひとつで出力電圧が増圧された電動送風機からの独特の甲高いブロアー音は言葉では表現しづらいものだった。人が創り出した音も作品なのだ。 
山間にこだましたブロアー音。
        

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