東北新幹線開業前の仙台行き特急「ひばり」には昭和47~53年まで寝台電車583系による運用があった。早朝、上野着寝台特急の夜行運用までの間合いを利用し仙台を1往復するというもので、寝台から座席への転換整備作業を経て上野を10:00に発ち、仙台から19:00頃戻った後、今度は寝台への転換整備を受け同日の寝台特急として青森に向かうというものだった。昼夜運行を宿命付けられた583系ならではの運用ではあったが、7年余りの短命に終わった現役時代に比べ、JR後7回運行された「リバイバルひばり」では平成14、15、19年に583系「ひばり」が再現されているのは興味深いこと。今回の作品は平成14年のもので、小雨交じりの中での「ひばり」は逞しかった。
文字マークの再現は現役を彷彿させた。 |
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