2019年6月4日火曜日

勾配区間のスペシャリスト

 EF64形電気機関車は20~33‰程度の勾配区間を要する路線向けとして開発された機関車。基本番台(0~)と1000番台に大別され、現時点では基本番台は37号がJR東日本に残るのみで、EF64としてはJR貨物と東日本に在籍している1000番台が中心となっている。
その1000番台、元々豪雪路線でかつ連続勾配区間が続く上越線向けに製造されたこともあって上越国境を越える運用は本領発揮できる舞台。その中を東日本所属車は新津の車両工場からの新製車回送に活路を見出している。東日本ではイベント用を除き機関車牽引列車を淘汰する方針といわれているが、上越線では今しばらくその活躍をみることはできそうだ。
1053号機はEF64のラストナンバー。現在も健在。
         

「カシオペア・クルーズ」では水上~石打越えのため前補機として活躍。


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