2019年6月22日土曜日

プレイバック「大垣夜行」

「大垣夜行」が夜行快速「ムーンライトながら」号に変わったのが平成8年、指定席設定により指定券発券システムに登録する際につけられた愛称で、口の悪い鉄道マニアからは「貧乏人のスラム街」とか言われているそうだが「青春18きっぷ」ユーザーにとって指定券を追加する事で「東京~大垣」を「座って」移動できるコスパの高い列車だ。
 というのは前身の「大垣夜行」では全車自由席だったため座席確保の「並び」が必要だったこと、更に繁忙期では通路にも人が溢れ、ボックスシートから身動きがとれないことも珍しくはなかったこと。その頃からすると「座席指定」は着席を保障されるありがたいサービスだが、懐かしがられるのはボックスシートの狭い座席で眠れぬ夜を過ごした「夜行(やぎょう)」の方。辛い事も時が経てば笑い話に変わるというが、今でも鮮明に記憶に残っているのは、朝到着した時の陽の眩しさ。これだけは体験しなければわからないことだ。
大垣からの「大垣夜行」、4:42東京駅到着。
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