煙モクモクの蒸気機関車は絵になるが、季節によって印象は変わる。簡単にいえば寒い季節の煙は勇ましいが、暑い季節ではフニャフニャなのだ。今回の作品も2007年7月に撮影しているが、梅雨明け前の暑い時期だったこともあって力行区間でありながら頼りない煙になっている。こういうとき撮る側が望むのは「雨」。悪天候ならではの光景に期待したくなるものだ。だが今の季節は無いものねだりをするより、これも良しとする寛容な気持ちも必要。ホンモノの「勇ましい煙」の季節はまもなくやってくるのだから。
北上線を行くD51 (カメラ CANON EOS-1vHS、フィルム フジクローム RVP) |
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