2018年8月24日金曜日

「車両の形をした建築物」

 1989年(平成元年)に開催された横浜博で展示されたJR東日本「夢空間」のコンセプトが「車両の形をした建築物」だったそうだ。その「建築物」が車両に戻った日が同年10月25日、日光で開催された「世界鉄道デザイン会議」のレセプション列車だった。この日のJR日光線は、レセプション列車として往路が「スーパーひたち」の651系、復路が「スーパーエクスプレスレインボー」+「夢空間」というJR東日本のフラッグシップトレインが入線、往年の輝きが蘇った日となった。
 今振り返ると「時がバブルだったから出来たこと」と評論する人もいる。だが現役の車両を活用しただけに過ぎない。ただ言えることは時代に今より「元気があった」ということだろう。
14系+24系の異形式編成はJR東日本初だった。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクロ-ム RVP)
     
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