鉄道グッズの中で根強い人気があるのが「サボ(サイドボード)」。行先表示が幕式やLED表示になっている中、用済みとなったホーローのサボが業者を通じて市場で取引されている。供給量が激減しているため値段は鰻上りで、本物のみならずレプリカにも驚くような値段が付けられているのには閉口する程だ。廃止される「〇〇号」の切符が法外な値段でオークションで取引されるのと同じく、マニアの財布の紐を緩ます甘い誘惑ともいえるだろう。かつて、某私鉄で用済みとなった車両部品を「販売」する参考にと「マニアから見た」値付けを行った際、現場では二束三文の部品に4桁、5桁の価格がついていくことに驚かれていた事があったが、ファンとしては「リーズナブルプライス」を意識する必要がありそうだ。
今回の作品はサボに因んだ2枚で、上は東京総合車両センター公開日に販売されていたレプリカ。そしてもうひとつは黒磯駅にある本物のサボを使った「オブジェ」。どちらに魅力を感じるだろうか。
買い手の心境は「お宝クラスのサボもレプリカなら手に入る・・・」なのだろう。 (カメラ RICOH、GRデジタルⅡ) |
往年の115系15両編成では30枚のサボが必要だった。 |
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