平成時代に1000両超製造され絶頂期を迎えた後、急速に淘汰が進んだ車両にJR205系電車がある。栄枯盛衰ともいえるその生涯は多くがグループに車両メーカーを持つJR東日本での運用だった事もあり、新車による世代交代がスムーズに進む環境だったことによるものだ。10両編成で都市部を往来した姿は既に過去帳入りしており、現存する車両も淘汰方針の直流直巻モーター装備車が主であることから今後も予断を許さない。元を辿れば近郊形211系共々205系も「国電」。最後の国電には記録の価値があると考えるのは私だけだろうか。
鉄道博物館からの眺め。埼京~川越線の205系も既に鬼籍入りしている。 (カメラ CANON EOS7D) |
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