2018年7月27日金曜日

1999年8月 東上したスワローエンゼル。

 蒸機ファンにとって「C622」という機関車は特別な存在。デフレクターのツバメマークは特急「つばめ」牽引機の証し。そして晩年の急行「ニセコ」の重連運用では多くのファンを魅了した「SLブーム」最大のスターだった。昭和47年以降は、鉄道100周年を記念して開設された梅小路蒸気機関車館で動態保存されたが、JR後、過去2度東上したことがある。一度目は1994年大宮工場の公開イベント「新旧つばめの出会うとき」、そして二度目は1999年「ドリームトレイン1999」として品川駅に8月1日から9月12日まで無火状態で展示された。今回の作品は品川でのC622。友人から「品川にC62がいる」という情報で訪れたが、意外な程ギャラリーがいなかったことが印象に残っている。この時の回送途中に軸焼けを起こしたことから、これ以降C622の長距離移動はなされていない。
「999」のヘッドマークも似合う「スワローエンゼル」
(カメラ CANON EOS RT、フィルム フジクローム RDPⅢ)
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