2018年3月27日火曜日

ふたつの「とでん」

 関東在住の方々は「とでん」という響きで東京都交通局の路面電車をイメージするが、高知では土佐電気鉄道(現 とさでん交通)を略して「とでん」という。「とでん」繋がりとして有名なのは、土佐電気鉄道200形、600形は都電6000形、7000形をモデルにした車両ということで、1950年生まれの200形は今も14両が現役で活躍している。その200形の近年の話題として、家庭用エアコン室外機を屋根に取り付けた試験運転車の存在がある。1980年に2両が冷房改造されて以来の冷房車だが、前回同様屋根に「縦に据え置かれた」室外機は他に例のない艤装。経年の進んだ車体への冷房改造の難しさが背景にあることから生まれたこのアイデア、今後どのような展開となるのか注目したいところだ。
高知城からみた200形冷房車。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RFP)
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