元々は貨物路線として建設された武蔵野線は、都心部を通過することなく列車を東西南北各方に通することができる首都圏の外環状路線の一部。現在は貨物のみならず通勤路線としても重用されている路線だが、大きな転換期は1988年で京葉線への直通運転開始に伴い各地からの東京ディズニーランドを目指す臨時列車、団体列車のルートとして注目される事になった。
私、尾澤尋史が撮影した「画像創作人『鉄道写真』」を徒然なるままに撮影地・撮影ポイントのエピソードや使用したカメラの情報等も織り交ぜながら、こぴっとブログにアップしています。 ↓ 閲覧件数が多いブログです。(PCで御覧下さい。)
さてどうなるか。
2016年4月30日土曜日
2016年4月29日金曜日
「レインボー」から始まった。
「レインボー」とは国鉄末期の1987年に誕生したジョイフルトレインで「スーパーエクスプレス レインボー」が正式名称。改造車ながらも「乗ってみたくなる」車両のコンセプトから誕生した「レインボー」では、3人用、6人用個室を備えたコンパートメントカー、ゆったりとしたシートを備えたパノラマグリーンカー、パーティも可能なイベントカー、そしてオリジナルカラーに塗られた専用機関車、客室乗務員(ミスレインボー)などが整えられた。このコンセプトが後のJR車両に与えた影響は大きく、これを境に鉄道車両は「輸送」だけでない「旅のおもてなし」も提供していくことになる。 今、鉄道の旅がブームという。 「レインボー」の敷いた道筋は、グルメや個性的な観光列車に繋がっていったようだ。
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展望抜群のパノラマ車は大人気。 (カメラ FUJI ティアラⅡ、フィルム フジクローム RDPⅡ) |
ガラス張りの展望を楽しめるのは乗客だけの特権。 |
シートピッチの広いグリーン席は、他の「グリーン車」とは一線を画していた。 |
レインボーのロゴが鮮やかなイベントカー。(2014/11/23のブログより再掲) |
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2016年4月28日木曜日
イロハの「イ」
JRの車両表記「ロ」はグリーン車、「ハ」は普通車を示しているのは有名だが、1960年までは「イ」という表記が存在していた。それはかつて三等級制だった頃の1等車で、ロ、ハは2等、3等を示していた。 車体には帯による等級分けがなされ、1等は白、2等の緑、3等は赤と区別されており、1等車は重厚な内装と合わせ他のクラスとは次元の違う車両でもあった。
二等級制に改められてから久しく消えていた「イ」だが、国鉄民営化直前に大阪の交通科学館から復帰したJR西日本マイテ49形で復活、そして近年、JR九州のクルーズ列車「ななつ星」では「イ」が付与され、更にはJR西日本「トワイライトエクスプレス瑞風」でも「イ」が付けられている。 グリーン車を超えるグレードという意図からの「イ」の復活だが、格の違いという面では往年の1等車とは違うようだ。 当時は、冷房が標準装備されていた1等車に対し、3等車では扇風機装備が「特別」な仕様だった時代の話。 庶民には縁のない車両だったのだ。
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二等級制に改められてから久しく消えていた「イ」だが、国鉄民営化直前に大阪の交通科学館から復帰したJR西日本マイテ49形で復活、そして近年、JR九州のクルーズ列車「ななつ星」では「イ」が付与され、更にはJR西日本「トワイライトエクスプレス瑞風」でも「イ」が付けられている。 グリーン車を超えるグレードという意図からの「イ」の復活だが、格の違いという面では往年の1等車とは違うようだ。 当時は、冷房が標準装備されていた1等車に対し、3等車では扇風機装備が「特別」な仕様だった時代の話。 庶民には縁のない車両だったのだ。
鉄道博物館に保存されている一等車、マイテ39。 |
重厚な内装は桃山式、現在の技術では、往年の装飾は再現できなかったという。 |
2016年4月27日水曜日
小湊鉄道の「特別列車」。
今年「里山トロッコ」列車で話題となっている小湊鉄道には知る人ぞ知る隠れた「名物列車」がある。それが軌道自転車。主に保線作業に用いられ、オートバイエンジンを駆動させて保線部材を積んだトロッコを牽引する姿はとてもユーモラス。 いわば元祖「トロッコ列車」でもあるが、その姿を見ることは珍しく、車両ではないため列車ダイヤの合間に現れる進出鬼没さだ。頼もしいのは、この「縁の下の力持ち」は自社によって維持されていること。 ローカル線には知恵と工夫が溢れている。
軌道自転車、いざ出発。 (カメラ CANON EOS-1N RS、フィルム フジクローム RDP Ⅲ) |
安全で行こう!こちらは特に急がない列車。 |
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2016年4月26日火曜日
松戸の「市の花」。
躑躅、紫陽花、野菊・・・これらはいずれも地元 松戸市の「市の花」。この中でGW近くになると見頃を迎えるのが「つつじ」。この「鮮やかな赤紫色」の躑躅色と色合いの良い車両を狙ってみる。 あてなるもの・・・ふと、枕草子の一節が脳裏にうかんだ。
2016年4月25日月曜日
朝がきた、いざ西へ。
東京駅6:00発「のぞみ1号」は、東京駅を発車する東海道新幹線の一番列車。乗客は、観光客よりビジネスパーソンや芸能人が多いことで知られている。 500系で運行された頃から「のぞみ1号」は一日で東京~博多を1.5往復する運用に就いていた。 早朝から出発する人もタフだが、その人達を運ぶ列車は更にパワフルだ。やはり東海道新幹線は日本の動脈なのだろう。
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東京駅から消えて久しい500系のぞみ。 (カメラ CANON EOS RT、フィルム フジクローム RDPⅢ) |
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2016年4月24日日曜日
魅惑的な新府の春
4月、中央東線の新府駅から穴山駅にかけては桃源郷となる。桃の花が満開を迎える時期は、ピンク色の樹と列車を絡めて撮影できる昔から人気がある好ポイントだ。眺望が効くロケーションに似合うのは長編成の「スーパーあずさ」、その個性的なフォルムは一際目立っていた。
2016年4月23日土曜日
着席サービスに特化した電車
1992年に誕生したJR東日本215系は、首都圏の遠距離通勤客向けに着席定員数の増加を図った意欲作。 一番の特徴は、普通列車用グリーン車に採用されていた二階建て構造を発展させ普通車にも採用したことで、先頭車二両を除いた全中間車が二階建てになった。 その結果、普通車定員では従来のセミクロスシート113系に比べ1.5倍超となり、主に遠距離利用者が多い通勤ライナーへ投入された。 休日には「ホリデー快速」等にも充当されその活躍の場を広げたが、製造は4編成に止まった。現在メインの運用は朝夕の「湘南ライナー」で日中は休んでいる事が多く、力を持て余し気味なのは残念だが、首都圏各線での着席サ-ビスはグリーン車利用を推進していることもあり、全着席のコンセプトはやや時代を先取りした感は拭えない。メカ的には東海道線から撤退した211系の系列でもあるので今後の去就が注目される個性派電車だ。
2016年4月22日金曜日
小首をかしげると・・・。
「一般的な」カメラのファインダーから見る世界は長方形。その長辺と短辺の比率であるアスペクト比は、35ミリフィルムでは3:2が基本となっている。 その「3:2のキャンパス」も使い方次第では、インパクトのある表現が出来る。 ポイントとなるのが「小首、かしげる」でカメラを「水平に」構えるというセオリーからは外れた失敗作と紙一重のアプローチ方法だ。
今回アップした「500系のぞみ」の写真は、長い先端をデジタルカメラのモニターの対角線に合わせてみたもので、この車両のシャープさを表現するにはベターだった。一方「あさま」では、水平バランスを崩す事から生まれた空間で奥行きを持たせている。
風景写真では水平を保つ事は必要だが、ポートレートでは必ずしもそうではないようにジャンルによって「セオリー」は変わる。それを臨機応変に取り入れていくことで、新しい気づきが生まれることはどの分野でも経験すること。 時には小首をかしげてみることも、悪くないかもしれない。
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今回アップした「500系のぞみ」の写真は、長い先端をデジタルカメラのモニターの対角線に合わせてみたもので、この車両のシャープさを表現するにはベターだった。一方「あさま」では、水平バランスを崩す事から生まれた空間で奥行きを持たせている。
風景写真では水平を保つ事は必要だが、ポートレートでは必ずしもそうではないようにジャンルによって「セオリー」は変わる。それを臨機応変に取り入れていくことで、新しい気づきが生まれることはどの分野でも経験すること。 時には小首をかしげてみることも、悪くないかもしれない。
対角線を意識すると構図は変わる。 |
立ち位置は、線路の脇の轍。50ミリで撮影している。 |
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2016年4月21日木曜日
「迫力のある」写真とは!?
「迫力のある写真を撮りたかった」・・・これは岐阜で鉄柵を越えて線路に近づいた容疑で書類送検された「撮り鉄」のコメントだそう。 記事によると彼らは高さ1メートルの鉄柵を越えてJR中央線の上り線に近づき、重連の貨物列車を撮影しようとしたようで、柵を越えて線路に近づく行為自体、言語道断だが「迫力ある写真」とはそこまで危険を冒さなければ撮れないものだろうか。
今回の写真は広角ズームレンズでの撮影だが、ポジションは鉄道敷地外の安全な場所に取っている。 そして「迫力を出す」ため二つの工夫をしている。一つは三脚で構図を固定する際、高さを低くすること、そしてもう一つは雲台を線路側へ動かすこと。 わずかこれだけの工夫で「安全に」迫力のある写真を撮ることはできるものだ。 基本は安全第一、鉄道写真には命を懸けてまで撮るジャンルはない。
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鉄道姿写真
2016年4月20日水曜日
新緑に似合う京浜急行
鉄道と道路の立体交差によって生まれる新しい景観からは、思いがけない発見があるもの。1990年高架化された京急本線 青物横丁~大森海岸 間では、高架線を行く快速特急がとても新鮮に映ったものだ。 街の変化を記録する定点撮影では、基点となる施設の存在はとても重要で、高架線は十分その役割を果たしてくれる。 今回の作品は、長い歴史の中での一瞬の記録。あれから、この街はどう変わっていったのだろうか。
2016年4月19日火曜日
昼間点灯の凄み
JR在来線や大手民鉄の鉄道車両で昼間でもヘッドライトの点灯がなされるようになったのは1990年代から。主な目的は列車の被視認性の向上で、一時「昼行灯」とも皮肉られたが昼間でも煌々と点灯するヘッドライトは安全の確保には大きく貢献している。撮影する側からは、ライトの点灯状態で進む方向がはっきりわかることから、単調な構図に変化を付けたい時にはアクセントとして活かせるメリットもある。 今回の一枚は4月10日のブログと同じポジションだが、こちらでは向かってくる列車のヘッドライトにポイントをおいてみたもの。 この風景では二つのライトの存在感は際立っていた。
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JRから消えた「国鉄急行」は、夷隅に健在。 (カメラ CANON EOS7D) |
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2016年4月18日月曜日
チューリップと京成電車
印旛沼湖畔の佐倉ふるさと広場で毎年開催される「佐倉チューリップフェスタ」は、案内によると今年は100種類にも及ぶ多彩なチューリップを観ることができるとのこと。
このチューリップ広場の背後には京成本線が走っていることから、ディープな京成電車撮影スポットとしても知られている。 ここでポイントとなるのは、線路と並行する道路を走る車とチューリップ広場内の観光客をどう扱うかということ。 コツはフットワーク良く動く事。人や車が少なくなるタイミングを逃さない事だ。
2016年4月17日日曜日
花咲く季節
2016年4月16日土曜日
災害に遭われた皆様、本ブログにてお見舞い申し上げます。
各テレビ局では、今朝から熊本地震の経過が放送されている。 今朝、出かけようと早起きしてみたが事の次第がわかってくると、とても行楽を楽しむ気分にはなれなかった。 今はこれ以上地震による災害が拡大しないよう祈るのみ。 あらためて自然相手では人間は無力であることを思い知らされた。
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スイッチバックで知られる豊肥本線 立野から見ることができる熊本空港。 現地入りの拠点として九州新幹線共々早期復旧が求められる。 (カメラ CANON NewF-1、フジクローム RVP) |
2016年4月15日金曜日
ラックレールを探そう
中仙道、そして信越本線の難所でもある碓氷峠。その峠を越えるため、明治時代に導入された運転方式が「アプト式鉄道」で、昭和38年に通常の粘着運転に切り替えるまで、線路の間に設けられたラックレールと歯車を噛み合わせて横川と軽井沢を結んでいた。 ラックレールはアプト式廃止により本来の用途は失われたが、凹凸がある薄いレール形状が転用しやすかったこともあり、群馬県内の鉄道沿線脇のガードレール代用や駅構内の溝の蓋として再利用された。現在でも信越本線の横川駅、上越線の敷島駅、元国鉄足尾線の「わたらせ渓谷鉄道」神戸駅などに健在。探せばまだ新たな発見もありそうだ。
2016年4月14日木曜日
人真似か個性か
昨年3月24日の本ブログで紹介した真岡鉄道 北真岡は、桜並木と菜の花で有名なビューポイント。今年は見頃を迎えた4月9、10日の土日には、多くのギャラリーが訪れたそうだ。 このポイントは蒸気列車運行開始時から「桜並木を行くSL」として注目され、いつしか桜の時期には線路脇に植えられていた葉の花と絡めることが流行るようになっていった。
この当時から問題になっていたのは「SLカメラマン」が芽が出る前の花壇を踏み線路脇に入っていた事で、「花壇からのお願い」も意に介さず、我が物顔で三脚を構えていた姿は異様でもあった。 その後、菜の花は線路を挟んで桜並木とは反対側の休耕田に「植え変えられた」ことにより、菜の花畑側が撮影名所に変わった。 ところが、ここでも一部の心無い人達による菜の花畑や鉄道用地への立入が目に付くようになってきた。
この現象をマナーとは別の視点で見てみると「〇〇と同じ写真を撮りたい」という潜在意識が大きいように思う。そのために「同じ構図の撮影場所」を確保するための行動に繋がり、「ベスト」ポジションにこだわる・・・この悪循環から生まれる自分の作品は没個性的なイミテーション写真の量産となっていることに気づいていない皮肉。 ビギナーのレベルではお手本を真似ることは大事。 だがそれは「自分の」作品ではないことも自覚しなければならない。 感動させる作品は人真似ではなく強い個性から生まれる。これには疑う余地はなさそうだ。
畑に入らずともi前ボケは作れる。大事なのはイメージを持つ事。 (カメラ CANON EOS7D) |
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鉄道風景写真
2016年4月13日水曜日
サクラは北へ。
ニュースの交通情報「東北、上越、北陸の各新幹線」の4月は桜前線を往来する。桜の舞台が東京、関東近県から東北、上信越へ移って行くのに合わせて、季節の歩みを体感できるのは「各新幹線」ならではの旅。 その中でも大きな窓の二階建て車両が走る上越新幹線は、上越国境を越える事で季節が変わる路線。 上越地区の桜は、まもなく見頃を迎える。
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鉄道風景写真
2016年4月12日火曜日
古戦場が由来の軍畑
2016年4月11日月曜日
クルマ訪問が前提のSHOW TIME。
小湊鉄道の飯給駅は、桜のライトアップで知られる「観光スポット」。 地元の方々の手による照明は「きれいに」桜にあたるよう調整されており、加えて水田にはライトアップのために水が入れられ水鏡で満開の桜を上下対称で楽しむという趣向だ。
この場所のSHOW TIMEは太陽が落ちた18時台以降なのだが、撮影後五井方面へ鉄道で移動しようとすると事は簡単ではない。平日では19:30発と最終列車21:00発しかなく、休日では20:49発の最終列車まで2時間待つ事になる。
そういう背景から、水田で構えている「SHOW TIMEカメラマン」は、ほぼ全員クルマでの来訪者。
小湊鉄道にカネを落とす「お客様」ではないのは皮肉でもあるが、これが「観光スポット」の実情。せめて帰路には、土産を購入する等で地元に還元したいものだ。
2016年4月10日日曜日
攻める構図。
定番といわれる撮影ポイントで、「撮影ガイド」とおりの写真を撮る事を楽しみにしている人は少なからずいる。 二番煎じどころかガイドと寸分違わぬ構図を三脚で固定して撮るケースも散見するに至っては、「コレクター」心理が下地になっているようだ。 だが、本当に「美味しい」構図は個人の意図や感性が決める事。 人真似ではなく、自分ならどう「表現」してみるかで構図は変わる。ベストポジションは「撮影地ガイド」を外したところにある。 これも「定番」だ。
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桜吹雪狙いの構図、だが風は吹かなかった。 (カメラ CANON EOS7D、レンズ NEW FD300ミリF4L+FD-EFコンバーター) |
2016年4月9日土曜日
サクラは咲いていたが・・・。
今日は大多喜城の桜が見頃だったので、いすみ鉄道の城見ヶ丘駅から撮影をスタートしてみた。 春爛漫のいい雰囲気の中で数カットを撮ってみたが、残念なハプニングにも遭遇した。今回の写真で、桜の樹に人が隠れているのに気づかれただろうか。この人の立っている位置は鉄道敷地内なので立入はNG。 国鉄キハが来る時間に合わせて現れたので確信犯なのだろう。立入NGを数回に渡って合図をしてみたが効果はなく、線路から離れるどころか樹に隠れてしまった。 列車からは、当然のように警笛が・・・。
花が咲くこの時期は、俄かカメラマンも含めて多くの人が鉄道沿線に関心をもってくれるのはありがたいことだ。 だが、危険と隣り合わせであることが忘れられているように思える。 ローカル線といえども、安全第一は変わらない。 沿線では小湊、いすみは「カメラマン」のマナーが悪いとも聞いた。今は、「安全」を啓蒙し続けることが求められる時期に来ているようだ。
「名役車」がいく花道は立入禁止。 (カメラ CANON EOS7D) |
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2016年4月8日金曜日
2016年4月7日木曜日
再出発する「カシオペア」
JR東日本のPRによると、6月から寝台特急「カシオペア」で使用されていたE26系客車を使った「ツアー列車」を運行するという。 カシオペアクルーズ、カシオペア紀行と命名されている運行ルートは、いずれも札幌を目指すようで観光シーズンを迎える北海道の旅に一役買う形になっている。
ただし、団体ツアーということで乗車には敷居が高くなりそうだが、次の「クルーズトレイン」誕生まで、暫くはその活躍を見ることができそうだ。 趣味的に見るとこの列車で注目されるのは牽引する機関車で青函区間、北海道内は初めてJR貨物の「赤い」機関車が担当する。合わせて本州内では、従来「カシオペア」を牽引していた専用機(EF510形)は既にJR貨物へ譲渡されていることから、「赤い」機関車EF81形の再登場も現実味を帯びてきた。 寝台特急が消えて寂しくなった東北地方が、久方ぶりに賑やかになる「カシオペア」復活になりそうだ。
1999年運行開始前、一般公開時の赤い機関車での「カシオペア」。 (カメラ CANON EOS RT、フィルム フジクローム RDPⅡ) |
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2016年4月6日水曜日
サクラサク(5)
2016年4月5日火曜日
サクラサク(4)
2016年4月4日月曜日
サクラサク(3)
都電「学習院下停留場」付近は、傍を走る明治通りの並木で知られている。
都電ビューポイントでもある千登世橋から眺めると、停留場付近に植えられている桜は目立ちすぎることもなく適度な存在感があったことから暫し待つ事に。 間もなくローズレッドに塗られた新形車が通過、 淡い桜色と薔薇色との対照が印象的だった。
都電ビューポイントでもある千登世橋から眺めると、停留場付近に植えられている桜は目立ちすぎることもなく適度な存在感があったことから暫し待つ事に。 間もなくローズレッドに塗られた新形車が通過、 淡い桜色と薔薇色との対照が印象的だった。
2016年4月3日日曜日
サクラサク(2)
2016年4月2日土曜日
サクラサク
2016年4月1日金曜日
「札幌行」新幹線のコンセプト。
コンセプトは「長く乗車していたい新幹線」。「札幌行」新幹線ではシートベルトで座席に固定される他の交通機関とは異なり、「移動が可能な」鉄道車両ならではのメリットを活かした「おもてなし」が予定されている。
大きなポイントは「部屋売り」。靴を脱いで入室する個室が、旅のリビングルームとなる。大きな窓のダイニングカーは、景色を楽しめるように考慮されている。そしてフリースペースとしては、バーカウンター併設のラウンジカー、子供向けのキッズルームなど気分転換ができる設備が備えられるという。
次に乗車時から北海道旅行が始まる列車が帰ってくるのは、東京駅で「札幌」の表示がされるときだが、さてどこまで実現されるだろうか・・・今日は4月1日。
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