2016年4月30日土曜日

武蔵野線を行く舞浜臨

 元々は貨物路線として建設された武蔵野線は、都心部を通過することなく列車を東西南北各方に通することができる首都圏の外環状路線の一部。現在は貨物のみならず通勤路線としても重用されている路線だが、大きな転換期は1988年で京葉線への直通運転開始に伴い各地からの東京ディズニーランドを目指す臨時列車、団体列車のルートとして注目される事になった。
 特に青森、秋田地区からの「舞浜臨」は、寝台電車583系を利用することで「寝ながら」にしてディズニーランド往復ができることから現在でも継続されている。 定期列車から退いた583系が現存している理由は、この舞浜臨があるためで「電化区間であれば昼夜を問わず運行できる」この電車の特徴を活かした運用とも言える。 車両として経年は進んでいるが、代替となる寝台車両もないこともあり暫くはその姿をみることができそうだ。
 
「寝台特急」そのものだった9両時代の舞浜臨。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)
 
最近の583系。この日の行き先は「海浜幕張」だった。

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