2016年1月31日日曜日

ピンチ?それともチャンス??

 沿線の足となる普通列車が減便となって久しい大井川鉄道、その不便さを実感する機会があったので振り返ってみたい。JRとの接続駅の金谷から大井川鉄道で移動しようとすると、電車は7時台以降は9:01、11:04まで間隔が空くことになり、「SLかわね路1号」を「撮影するだけ」なら11:04金谷発の電車で大丈夫だが、その11:04発の普通電車を撮ろうとすると事は簡単に行かなくなることがわかった。
 断っておくが東京7:03発の「ひかり」号に乗れば静岡乗り換えで金谷には9時前に到着する。ところが「青春18きっぷ」など「普通列車」利用となると東京5:20発でも9時には間に合わない。そこで調べてみると沿線にある「川根温泉」へは平日限定だがJR島田駅からコミュ二ティーバス+送迎バスで行けることがわかった。島田駅10:00発に乗ると10:56川根温泉に着くので、隣地にある第一鉄橋であれば楽に撮影できる。驚くべきことは料金でコミュ二ティーバスが200円、送迎バスは無料ということ。コスト面だけで言えば大井川鉄道に勝ち目はない。だが道路の状態からかバスの乗り心地は決して良くはなく「安いから仕方ない」といった印象もあった。さて大井川鉄道、次の一手はどうするのだろうか。
遠くなるのか、「川根温泉笹間渡駅」。

災い転じて福となす・・・質の高い鉄道への変革が望まれる大井川鉄道。
ポスト「SL列車」はあるのだろうか。

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