2016年1月5日火曜日

「ひばり」「とき」の時代

 西の雷鳥、東のひばり、とき。 これらは国鉄L特急全盛期を代表する東西の列車で、走行時間が概ね「4時間前後」の都市間連絡を目的とした共通項がある。特に東北本線「ひばり」、上越線「とき」、は高度経済成長下、増発が進み新幹線博多開業前の1973年時点でそれぞれ13往復が設定されていた。この頃が東北、上越両新幹線へバトンを渡すまで、東京と地方都市間連絡を担っていた在来線の輝いていた時代であり、「ひばり」、「とき」の役目を継承した新幹線が「やまびこ」、「あさひ」になっていった。 
 2016年現在「4時間の壁」は東京~函館にまで伸び、将来の北海道新幹線札幌延伸時には「終点」まで伸びる事となる。「360km/h」の超高速新幹線の将来を夢見るにあたって、「ひばり」「とき」の時代を振り返ってみることも大事ではないか、最近そう思うようになってきた。 
「とき」は「こだま」系列181系電車、最後の使用列車だった。
(カメラ CANON AE-1+P、フィルム フジクローム RH)

「ひばり」は「とき」共々定期運行廃止後にも「さよなら運行」されている。
(カメラ CANON  EOS-1N RS、フィルム フジクローム RDPⅡ)
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