2016年1月19日火曜日

昭和、平成の貨物列車

 今回の写真は1982年、2016年に撮影した貨物列車。先の時代では、貨物列車を撮影する人は「イロモノ」扱いされていた事もあったが、今では大挙して撮影される時代になった。貨物列車に対して理解が深まったのか、それとも「イロモノ」マニアが増えたのかはわからないが、とりあえず前者ということにして、今昔の写真を比べてみると二枚とも交直流機関車が牽引していることから行き先は黒磯以北であることがわかる。だが大きな違いは編成にあり、現在はコンテナ貨車による拠点間直行列車だが、先の時代では「ヤード輸送」列車のため各種貨車によって組成されていること。更にイロモノ的視点で見ると冷蔵輸送も白い冷蔵車から白いコンテナに変わっている等、今昔の違いを探るのも面白い。何気ない日常の記録も時間が経てばそれなりの価値が出てくるものだ。 
金太郎が牽引するコンテナ貨物。行き先は北海道か。
(カメラ CANON EOS7D MarkⅡ)
有蓋車、無蓋車、冷蔵車など多種多様な車両が連結されたヤード間輸送列車。
(カメラ CANON AE-1+P、フィルム エクタクローム64)

自動車も貨物列車によって運ばれた。


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