2016年1月28日木曜日

埼京線を行く「209系」。

 埼玉と東京を結ぶ埼京線は、東北上越新幹線建設に際し「通勤新線」として併設されたことに端を発しており、川越線、赤羽線、山手貨物線、りんかい線と一体化した運行は、首都圏の重要路線の一つとなるまでに「出世」している。 車両面では、ATC採用路線のため開業時は山手線から転用のウグイス色の103系電車が使用されたが、5年後の1990年には新鋭205系に全車置換えが完了。2013年には最新のE233系が投入されるなど車両更新のペースが早いことも特徴。その中で、異色の存在がりんかい線所属の70-000形電車で、基本設計は京浜東北線で使用されていた209系電車に準じており、りんかい線開業時は4両編成だったが埼京線と相互乗り入れ時に10両編成に組みなおされ現在に至っている。(余談だが、組みなおしの際余剰となった車両はJR東日本へ転籍、八高線用209系として再利用されている。) その70-000形車両、E233系に比べ車体幅は狭いながらも経年が浅いこともあり早期の置換え予定はなさそうで、この「209系」暫くは大丈夫そうだ。
原宿を行く、りんかい線。ブルーのラインカラーは、この街に馴染んでいる。
(カメラ CANON EOS-1v HS、フィルム フジクローム RVP)


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