2016年1月26日火曜日

窓が青かった「国鉄特急」

 国鉄特急の窓は青かった。その理由は、窓の使用されている複層ガラスの構造に由来するもので「冷房が標準装備となった」固定窓の特急車両ならではの特徴でもあった。特急列車の車窓から見た景色の記憶は、この「青い窓」を通してみた光景ということになる。 窓の色とは目立たない特徴ではあるが、かつて鉄道模型の16番ゲージには窓セルに特急用ブルーというのがあったそうで、昭和の「憧れの特急列車」が年々その数を減らしている中、その模型に「青い窓」が残っているというのは実は「特急列車として」は欠かす事のできないアイテムだったのかもしれない。その青い窓の寝台車が3月のダイヤ改正で役目を終える。 また一つ、昭和の国鉄が思い出になっていく。   
青い窓のB寝台車の終焉も近い。
(カメラ CANON EOS-1V HS,フィルム フジクローム フォルティア)
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