新年第一弾は、日章旗に因んでJR東日本に在籍しているEF81 81号機を取り上げてみたい。この機関車は1985年 国際科学技術博覧会(つくば万博)に際し二度のお召し列車を牽引したロイヤルエンジンとして知られている。 この機関車のお召し整備には側面に銀色のラインが入れられたことが特徴で、お召し専用機EF5861号機を彷彿する装飾が施された。お召し列車牽引機選定には諸説あるが、直近に全般検査(オーバーホール)を受けた機関車、故障が少ない機関車が選ばれることが多いといわれている。真偽の程は不明だが、この時の機関車選定では「番号のゴロ」が良いという理由もあったとか。
お召し列車運行後も、「元ロイヤルエンジン」という肩書きは盾ではなく一般運用以外に「特別なイベント」へ優先的に充当されることになった81号機。 近年、僚機が経年により廃車となっていくなかで、2014年に栄光のお召し装備が再現されてから再び注目を浴びる事になっている。 「カシオペア・クルーズ」牽引で一日でも長く活躍を願いたい機関車だ。
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