富士急行5000形は富士急の鉄道車両として自社発注した最後の新製車両。「5000」という形式は誕生した昭和50年に因んでおり、当時地方私鉄としては珍しかった「冷房付」新車だった。5000形は鉄道友の会「ローレル賞」を受賞した意欲作だったが製造両数は一編成2両に留まり、以後の車両増備は他社からの譲渡車にシフトした富士急にとっては孤高の存在だった。その5000形が2月をもって引退する。昭和50年製の車両の灯がまたひとつ消えていく。電気車両を長く使うためには保守部品の確保、維持管理がカギになる。
「トーマスランド」号で最後の活躍をする5000形 (カメラ CANON EOS7D) |
車内はトーマスワールド。 |
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