2019年2月18日月曜日

三線軌条への誘い

同一区間に標準軌(広軌)と狭軌といった軌間が異なる車両を走らせるために、レールが三本敷かれている「三線軌条」。近年では北海道新幹線開業時に青函トンネルを含む木古内~新中小国信号所間で採用されたことで世に広く知られることとなったが、関東では古くから箱根登山鉄道 入生田~箱根湯本、京浜急行 金沢八景~神武寺で見ることができる。前者では車庫がある入生田への登山電車の入出庫、後者では沿線にある車両メーカー(総合車両製作所)の車両搬入出のために使用される。見所は三本のレールが巧みにクロスする「ポイント(分岐器)」区間。マニアならずとも一見する価値はありそうだ。更にマニアックな方向けにお勧めしたいのが京浜急行 六浦駅。そこには三線軌条のネックと車両限界を共存させる工夫を見る事ができる。
金沢八景では御馴染みの三線軌条。

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