2019年2月7日木曜日

国鉄末期の異変

1986年国鉄当局によって誕生した「人材活用センタ-」は波紋を呼ぶことになった組織だった。そこに配属された職員は1万5000人、「余剰人員の活用」の名の下で本来の業務とは全く異なる仕事に従事することになったからだ。この当時、駅構内に「珈琲ショップ」や「立ち食いそば屋」が誕生したのもその一例で、不慣れな「店員」が悪戦苦闘していた姿を思い出される方々もいるだろう。後世から見ると民営化前に行われたリストラクチャリング。「活用されなかった」職員は民営化後は「清算事業団」付になっていった。今回の作品は「Bell」という名のコーヒーショップ。「JNR」のせつない武士の商法だった。
店員の心中いかがなものか。露出は控えめにしてみた。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RDP)
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