キハ54は国鉄最終年度の1986年製、現在は基本番台はJR四国、500番台がJR北海道に所属している。この車両の大きな特徴は軽量ステンレス製の車体とエンジンを2基装備していること。その2エンジンの威力を実感できるのが、冬季排雪走行を行うJR北海道の500番台で「単行」で雪を蹴散らせながら力行する姿は逞しさと合わせて不思議と安心感を与えてくれる。座席も特急車から転用された簡易リクライニングシートや転換クロスシートに更新されていることもあって居住性も悪くないが、経年も進んでいることからこの車両の去就も気になるところ。そのカギとなるのが特徴でもある「2エンジン」になりそうだ。
JR北海道のキハ54は旭川、釧路に配属されている。 (カメラ CANON EOS7D) |
花咲線用のシートには道内の鳥がデザインされている。 |
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