2019年2月8日金曜日

「28」の日

 いささかこじ付けの感もあるが今日は2月8日に因んで「キハ28」に注目したい。国鉄ディーゼルカーの中では最も「顔なじみ」の車両でもあるキハ28を含むキハ58系列は民営化の時点で1098両がJR5社に継承されたが、その中で現在いすみ鉄道の2346号が唯一現役車として活躍しているのは奇跡に近いこと。この昭和の「クラシックカー」は新元号後も稼動しそうだが気になるのは編成を組む車両。現在のパートナーキハ52形の状態如何によっては、案外フェードアウトの日も近いかもしれない。「昭和の車両」を懐かしむ世代にとって聖地ともいえるいすみ鉄道のキハ28。平成の奇跡ともいえるその存在価値が問われるのは次世代への宿題だ。
昭和の急行、キハ28

2346号車は元346号車、冷房改造時に原番号+2000で改番された。

フル装備の「サボ」、これも昭和ならでは。


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