2018年12月6日木曜日

0系食堂車は99両

 昭和50年博多開業に合わせて導入された新幹線0系の食堂車36形は側廊下式の全室食堂車。在来線のように通り抜け客を気にすることなく、景色を眺めながら食事を楽しめたその多くは「大窓」時代に製造され、外観上変化のあった22次車以降では3両の製造に留まっている。
  今回の作品は国鉄「新幹線新春初旅フリーきっぷ」で京都を往復したときのスナップ。食事時間帯から外れていたこともあってお客さんも程々だったことから「速写」しているが、座席で飲食する今の「列車旅」と比べるとそこには「楽しさ」があった。決して99両の食堂車が往来した時代が良かったとは思わない。だが、いつから保安面を心配して旅するようになったのだろうか。変わったのは世相だけではなさそうだ。
彦根付近を行く「200km/hのレストラン」、だが何を食べたかの記憶がない。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RDP)

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