今回のテーマはレンズフード。切っ掛けは撮影地でフードを見て「それ、なんですか?」という質問を受けたこと。現在使用しているフードはキヤノンのFDレンズ時代のゼラチンフィルターホルダー&フードで、フードは一枚単位で着脱できるもの。レンズフードはレンズ付属のパーツとしては必需品だが、メーカーによっては実用性、収納性に難のあるものも多く、更にはレンズごとに形状が異なる「専用性」も悩ましいものだった。そのネックを改善するため選んだのが上記のゼラチンフィルターのセットで72mmのフィルター径があればどのレンズにも装着できるメリットは大きく写真上の135mmレンズでは取説に従い6枚のフードを装着してあるが、50mmでは2枚、85mmは4枚と汎用性があったこともポイントだった。MF時代は「道具」を自分で使いやすいように工夫するのは珍しくなく、柔軟に他社のパーツにも目を光らせていた。現在でも中古カメラ市のパーツ売り場のチェックが欠かせないのもその名残だ。
取説にない応用を探るのも楽しみ。アダプター代用のステップアップリングもその一つ。 |
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