2018年9月26日水曜日

役目を終えた「ゆうマニ」

 今月5日、長野へ回送され実質的に引退となったJR東日本水戸支社のジョイフルトレイン「リゾートエクスプレス ゆう」。それに先駆けて専用電源車の「ゆうマニ」ことマニ50  2186号が7月28日付で廃車となっている。このマニ50は「ゆう」が水郡線等の非電化区間への乗り入れ時、サービス電源の供給を目的としており「ゆう」とペアで1991年に改造されたもの。とはいえ活躍の機会は「ゆう」の電源車という本来の目的より、双頭連結器やブレーキ読替え装置を活かし、機関車が電車を牽引する配給、回送時の控え車としての使用が多かった。現在その役割は22日のブログで紹介した双頭連結器やブレーキ読替え装置を備えた機関車が引き継いでいることもあり、控え車としての役目も既に終えていた。今回の作品は晩年の「ゆうマニ」。配置は「ゆう」が勝田車両センターに対して水郡線営業所という「別居」だったのもユニークだった。

全236両のマニ50のうち電源車に改造されたのは「ゆうマニ」と北斗星用マニ24形2両のみ。
(カメラ CANON EOS7D)


【スポンサーリンク】


0 件のコメント:

ブログ アーカイブ