2018年9月14日金曜日

ひっそりと消えた415系0番台

 RF誌687号の記事によるとJR九州に残っていた近郊形415系電車の基本番台2両が平成25年度にひっそりと消えていたとのこと。その最後は営業車ではなく「安全技能電車」として訓練などに使われていたという。国鉄近郊形の始祖である401、421系の決定版として3電源に対応できる415系は交直区間を跨ぐ路線の常磐線、山陽、鹿児島線に投入され活躍、民営化後は直流113系から改造編入したグループも誕生した。現在、オリジナルの415系が残るのはJR九州。基本番台は消えたが、シートピッチ改善の100番台、ロングシートの500番台、ステンレス車体の1500番台が今も活躍している。今回の作品は2001年常磐線勝田電化40周年を記念に復元された「旧塗装」。オールドファンには懐かしいこの旧塗装、後継のE531系にもラッピングで再現して欲しいと願うのは私だけだろうか。 
常磐線では「赤電」として親しまれた415系
(カメラ CANON EOS-1N RS、フィルム フジクローム RDPⅢ)

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