2017年10月28日土曜日

二度目の「リレー号」

「新幹線リレー号」は、東北上越新幹線上野開業まで上野~大宮間を結んでいた列車として知られているが、後年スポット的に二度復活したことがある。今回の作品は二度目のリレー号で、運行されたのは1995年。北陸新幹線建設の関係で高崎駅先に上越新幹線から分離する「38番高速分岐器」を挿入する工事により、高崎~越後湯沢間を3日間運休しその代替として上越線に運行されたものだ。この時にファンからの注目を浴びていたのがリレー号に充当された車両で波動用の583系、「あさま色」489系、185系を中心に運行された中、イレギュラーながら「上沼垂色」「国鉄特急色」の485系も登場するなど話題性には事欠くことのなかった列車だった。紅葉の時期には早かったが上越国境を行く「上越特急」の中で白眉だったのはやはり国鉄特急色。そこに往年の「とき」「いなほ」の姿を重ね合わせたのも懐かしい思い出だ。
国鉄特急色485系は青森から。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)

12両編成が充当された583系。

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