2017年10月15日日曜日

しっとり

 蒸気機関車には悪天候がいい。特に線路を濡らす雨や雪は、空転や滑走を誘発する要因になることから思いがけないシーンに出会うチャンスだ。とはいえ悪天候下のフィールドでその一瞬のために待つのは辛いもの。そこには自分との葛藤がある。「もう、いいのではないか・・・」と何度、自問自答したことだろう。それでも狙った通りの表現が出来たときは、それまでの辛さも忘れてしまう。しっとり濡れた蒸機にはそれだけの魅力がある。
悪天候でも「撮影時」には安全面から傘は閉じるようにしている。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)

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