2017年10月24日火曜日

21年前、足利を目指した1号編成。

 平成8年(1996年)10月24日は、鉄道ファンには平成になって初めてEF58+1号編成による御召列車が運行された日として知られている。この時の御召列車は両毛線  小山~足利間を運行したもので、御料車にはベルギー王国アルベールⅡ世 御夫妻と天皇皇后両陛下が同乗されていた。そのため12年ぶりのロイヤルエンジンとなった牽引機EF5861号機の前面にはベンギーと日本、両国の国旗が掲げられ、更に1号編成の運行は9年ぶりということもあって、舞台となった両毛線には各地から多くの鉄道ファンや沿線のギャラリーが集まるという特別な日になった。この日の体験はEF58+1号編成による御召列車の魅力を実感するだけでなく、これ以降の1号編成の御召列車を追いかける動機付けにもなった。その切っ掛けとなったEF58+1号編成の御召列車は、平成13年(2001年)まで運行されたが現在は後継のE655系にその役目を譲っている。
走行中に御料車の窓が開けられたのはこの時が初めて。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)
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