陸羽東線の鳴子温泉駅から赤倉温泉駅間にかけては18.2‰の勾配区間、蒸機列車の運行に際しては力行の煙が期待できることから狙いどころの区間だ。ところがここは山間にあることもあって撮影に向いた「引きがとれる」スペースが見つけ難いのがネック。そのなかで観光施設の日本こけし館がある鳴子公園は、展望が利くことから古くから人気があるポイント。今回の作品では列車と鳴子の町並みを絡めることで、生活の営みを感じさせるように意図している。ここでは短編成のディーゼルカーより「ある程度」長さのある列車の方が見映えがするようだ。
沿線の小牛田と新庄には転車台も健在。SL列車の運転を期待したいところ。 (カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP) |
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