2017年10月5日木曜日

あかがね色を纏う

 わたらせ渓谷鉄道のディーゼルカーといえば「あかがね色」。第三セクター転換時は茶色とアイボリーのツートンカラーだったが、後に紅銅(べにあかがね)色に統一されてからはシックで落ち着いた色合いになったような印象がある。今回の作品では「あかがね」のヘッドマークが装着された車輌を狙っているが、不勉強がたたって撮影当時は「なぜ『あかがね』なのか?」がわからなかった。調べてみると江戸時代、足尾銅山から産出した銅を運ぶ「銅(あかがね)街道」に関係のある趣のある愛称だった。銅山にちなんだ「あかがね色を纏う」車輌が運行されるわたらせ渓谷鉄道、その終点も「間藤」という。

輝る。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)
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