2017年10月26日木曜日

バランス(2)。

 国鉄形気動車が残るいすみ鉄道。現在、キハ28形には急行色、キハ52形にはタラコと称される首都圏色が施されている。「首都圏色」の由来は、塗装経費節減を目的とした単色気動車の最初に投入された線が「首都圏の」相模線だったことからで、その後誕生したキハ40系列では標準色となり、従来のツ-トンカラーの「一般色」も「タラコ化」されていった経緯がある。「タラコへの賛否」は概ね50歳代を境に評価が分かれると言われているが、急行色との混成では一般色に劣る事は否めないだろう。今回の作品は一般色時代のキハ52形と急行色との連結部。同じ色の塗り分けを変えているだけだが、双方のバランスがとれている。これで良し。やはりタラコのキハ52にはクリーム色を加えてあげた方が良さそうだ。
次が楽しみな、いすみ鉄道の気動車。

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