長野行「あさま」通過。 (カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP) |
私、尾澤尋史が撮影した「画像創作人『鉄道写真』」を徒然なるままに撮影地・撮影ポイントのエピソードや使用したカメラの情報等も織り交ぜながら、こぴっとブログにアップしています。 ↓ 閲覧件数が多いブログです。(PCで御覧下さい。)
さてどうなるか。
2017年9月30日土曜日
レンガアーチから。
「めがね橋」として知られている碓氷第三橋梁、現在は遊歩道として活用されているこの橋がアプト式路線廃止以後も残っていたのは撤去するメリットがなかったことから。北陸新幹線開業で「碓氷新線」が廃線になった後も「残っている」のも同様の理由だ。今回の作品では現役と引退した新旧の橋を対比しているが、当時はめがね橋が「再利用」されるとは思わなかった。碓氷峠からEF63のブロアー音が消えて今日で20年。フィルムに残された記憶は実に鮮やかだ。
【スポンサーリンク】
2017年9月29日金曜日
揃い踏み
2017年9月28日木曜日
窓の先には
2017年9月27日水曜日
小雨模様
飯田線 田切駅は1984年現在地に移転するまでは「急カーブの駅」。ここは有名なΩカーブの撮影ポイントに近い駅として知られており、旧型国電晩年には「ファン製作」の非公認?スタンプが無人駅の待合室に置かれていた程だ。今回の作品は移動列車待ちの間に待合室から撮影したスナップで、構図に乗降客を入れることでローカル駅の日常を表現している。加えて大きなポイントとなったのは傘。この時ばかりは小雨模様に感謝したものだ。雨もまた良し。
【スポンサーリンク】
かたらい。 (カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RH) |
2017年9月26日火曜日
大いなる違和感
今回の作品は、六本木ヒルズが完成して話題になった頃に撮影したもの。「東京タワーの街」だった浜松町界隈の景色に加わった巨大な建築物、近未来的でもあり破壊的な存在のようにも思えたものだ。その六本木ヒルズも今では東京を象徴する風景になっている。違和感も取り込んでしまう都市、それが今の東京なのだろう。
【スポンサーリンク】
浜松町を行く。 (カメラ CANON EOS-1N RS 、フィルム フジクローム RDPⅡ) |
【スポンサーリンク】
Labels:
shinkansen,
鉄道風景写真
2017年9月25日月曜日
青空
2017年9月24日日曜日
とっておきの秋を探しに。
暑さ寒さも彼岸まで。秋分の日が過ぎると徐々に夜の時間が長くなり、陽が短くなっていく。その中でも良い気候となるこれからの季節、少し足を伸ばして「とっておきの秋」を見つけてみたいもの。視野を広げてみると思いがけない発見ができるかもしれない。
今回の作品は数年前の「とっておきの秋」。さて今年はどのような秋に出会えるだろうか。
2017年9月23日土曜日
はなむけ
かつてJR東日本 高崎支社に在籍していたお座敷客車「くつろぎ」、「やすらぎ」。その引退に際して、イベント運転ではあるがD51とペアを組んだ事があった。D51のホームグラウンドでもある上越線でのメモリアル運転、去り行くお座敷客車へ良きはなむけだったように思う。振り返って見ると「くつろぎ」、「やすらぎ」が引退した2000年前後はジョイフルトレインの転換期だった。団体旅行の需要が「お座敷」世代、「欧風」世代と続いた後、利用層の中心が団塊の世代にかかってきた2000年以降は鉄道旅行にも「快適さ+付加価値」が求められてきた。その結果が現在の観光列車ブームに繋がっている中、旧世代の団体旅行の花形もひっそりと役目を終えようとしている。今回はそのような惜別の想いを込めた作品でもある。
上越線 津久田付近を行く「くつろぎ」。廃車後は一部が碓氷鉄道文化むらに保存されている。 (カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP) |
「やすらぎ」、展望スペースがある白い車体が特徴だった。 |
【スポンサーリンク】
Labels:
D51498,
Steam Locomotive,
鉄道風景写真
2017年9月22日金曜日
軽井沢と横川
2017年9月21日木曜日
気になるヘッドライト。
蒸気機関車のヘッドライトは、機関車を印象付ける重要なアイテムの一つ。大きな白熱球が照らすライトは、実用面は別にしても暖かみを感じるものだ。現在、JR東日本のD51にはC57と同じタイプ(LP403形)が使用されているが、復元時にはより原形に近いタイプのLP42形が装着されていた。保存機にはこういうこだわりが嬉しい反面、近年「実用面」重視のためか既存のライトケースを流用し白熱球からシールドビームへ変更したケースが見られるようになった。JR山口線のC57、D51がそれで形態としてはいささか興ざめするものとなってしまった。動態保存への会社間の考えの違いもあるが、あらためて蒸気機関車を維持していくのは大変な事業ということをを示すエピソードともいえるだろう。
「ひさし」付ヘッドライトのD51。 (カメラ CANON EOS-1vHS、フィルム フジクローム RVP100) |
Labels:
D51498,
Steam Locomotive
2017年9月20日水曜日
Breakthrough
函館駅に対峙する「スーパー北斗」と「はつかり」。共に1990年代から従来の最高速度120km/hの壁を超えた「スーパー」特急として注目されていた。特に「はつかり」は青函区間限定ながら老雄485系で最高速度140km/h運行がなされたことは、将来の新幹線での運行を大いに期待させたものだ。ところが現状をみると両列車に進化はなく、停滞状態に陥っているのは歯がゆい限り。
「スーパー北斗」は2010年代から一連の軌道、車輌トラブルによって120km/hへのスピードダウンがなされ、「はつかり」は北海道新幹線によって「はやぶさ」へと進化したが青函区間は140km/h運転のまま。残念ながら共に1990年代の壁を越えられないでいる。さて、JR北海道が先にクリアしていくのはどちらの壁だろうか。
札幌、盛岡へ。函館駅が輝いていた頃。 (カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP) |
2017年9月19日火曜日
上越急行「よねやま」、直江津行。
上越線の黄金時代、特急「とき」を中心とした多くの特急、急行が新潟を目指した中で、新潟を経由しなかった優等列車が急行「よねやま」。長岡から信越本線を経由し直江津を目指した列車だった。「よねやま」で印象に残っているのは上越線内の運行時間帯が良かったこと。そのため上越国境付近での撮影には都合が良く、2両のグリーン車を組み込んだ12~13両編成は沿線では見映えがしたものだ。
2017年9月18日月曜日
いざ、40パーミルへ。
上田電鉄の八木沢~別所温泉にある勾配票、「40」というのは40‰を示しており別所温泉駅に到着する電車はこの勾配を登っていく必要がある。今回の作品は架線電圧750V時代のオールドカーが1500Vへの昇圧前の最後の輝きを見せていた頃のもの。この当時と車輌は変われども線形は変わることは無い。この勾配票が現役である限り、日々電車はこの道を通っていく。
【スポンサーリンク】
2017年9月17日日曜日
反向重連
蒸気機関車の重連運転で珍しいケースが「反向(はんこう)重連」。二台の蒸機を背中合わせで運転するスタイルで俗称「トンボ重連」ともいわれる。今回の作品がまさにそれで、大井川鉄道の「SL 18周年」の重連運転の際に見られたものだ。個人としてはこれ以後「トンボ」に遭遇したことはないので今では貴重な記録となったが、当時は大いに失望したもの。やはり蒸気機関車の重連は「同一方向」の方が様になる。
「C11+C12」のトンボ重連。 (カメラ CANON T90、フィルム エクタクローム EB) |
Labels:
Steam Locomotive,
大井川鉄道,
鉄道風景写真
2017年9月16日土曜日
都電の見える駅前広場
2017年9月15日金曜日
流れが変わる前兆。
昭和57年まで常磐線には朝、昼、夕と上野〜平(現いわき)、仙台を結ぶ「普通客車列車」が走っていた。首都圏の重通勤路線でもある常磐線に客車列車が残っていた大きな理由が荷物、郵便輸送でファンからみると都市部を行く荷物車、郵便車を連ねた長大編成は圧巻だったが、利用客からするとアナクロニズムな「垢抜けしない常磐線」の象徴でもあった。運用的に興味深かったことはこの客車編成は、高崎線~信越本線経由で新潟まで行く広域運用も受け持っていた事。国鉄時代の車輌運行は限られた車輌を有効活用するためシステマティックなものだった反面、現状に即した臨機応変さは欠けていた。ラッシュ時ではなかったにしろ重通勤路線を行く普通客車列車が消えた昭和57年は東北新幹線が大宮開業した年、国鉄が大きく変わる節目だった。
イベントではない。これが日常の普通列車。 (カメラ NewF-1、フィルム フジクローム RD) |
郵便車、荷物車を連結した上り列車は上野駅地平ホームに到着した。 |
【スポンサーリンク】
2017年9月14日木曜日
2017年9月13日水曜日
アクセント。
構図を決める時、スッキリしすぎて何か落ち着かない場面がある。この作品の時は奥行きをどのように表現するかがポイントだったが、川と鉄橋だけでは単調すぎるきらいがあった。そのため遠近感を意識して前ボケで樹木を取込むことで視線を鉄橋へ向くように構図を決めている。こういうとき頼りになるのが三脚。構図を固定することで一瞬のシャッターチャンスに集中することができる。
【スポンサーリンク】
シャッターチャンスはピンポイント。 (カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP) |
Labels:
Steam Locomotive,
鉄道風景写真
2017年9月12日火曜日
こだわり。
JR東日本のD51498号機が1988年の動態復元以降、最も大きな外観の変更がなされたのは2010年。中央東線「SLやまなし」号運転に際し、同線のトンネル対策として国鉄長野工場式集煙装置と国鉄後藤工場式デフレクターが装備された時。その際、JR東日本のこだわりが伺えたエピソードに集煙装置装備に際して高さが干渉する煙突を「切詰め」ではなく「取替えた」ことがある。D51の動態復元に際し出来る限り原形に近づけるため、現役時代に「切詰められた」煙突を本来の高さに戻した同社ならではの配慮だ。集煙装置が外された現在は本来の煙突に戻されているが、こういう方針こそが「保存」の価値を決めるものだと考えている。どの分野に限らず現役時代の「手を加え過ぎた」姿の「保存」は、いずれ飽きられてしまうものだからだ。
【スポンサーリンク】
「集煙装置」は煙を集めるのではなく、天窓を閉じることで煙を「後方」から流す役目がある。 (カメラ CANON EOS7D) |
【スポンサーリンク】
Labels:
D51498,
Steam Locomotive
2017年9月11日月曜日
牧歌的な光景
稲刈りが終わっても田圃には表情がある。その表情をどう活かすかで作品に季節感が生まれてくる。今回の作品での主役は稲。脇役に蒸機列車を配することで牧歌的な雰囲気を創っている。見逃しがちな「ニッポンの秋」の光景、作品の題材は案外すぐ傍にあるもの。それを探す「散策」もこれからの季節は良いものだ。
「トンガリ帽子」 (カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP) |
Labels:
Steam Locomotive,
鉄道風景写真
2017年9月10日日曜日
バランス。
2017年9月9日土曜日
「スーパーあずさ」に注目。
12月から「スーパーあずさ」の後継車E353系への置換えが始まるという。2015年に先行車が登場して以来、長らく試運転を続けていたがいよいよ満を持しての登場となる。9両の基本編成と3両の付属編成からなる12両編成は、繁閑に合わせた柔軟性のある運行が可能なことからファンとしては久しく乗り入れが中止されている「スーパーあずさ」の大糸線乗り入れを期待したいところ。大糸線乗り入れは全車E353系に統一されるまでのお楽しみになりそうだが、その際注目されるのが「スーパーあずさ」の去就。「スーパー」の冠を下ろす前に新旧の姿を記録しておきたいものだ。
2017年9月8日金曜日
2017年9月7日木曜日
山手線の10号車
ちょっと気になる山手線の10号車、他の車輌と何か違う風貌は並行して走る京浜東北線のE233系の10号車と扉配置を合わせていることによるもの。ホームドアの設置に際し、非常時に山手線と京浜東北線が同一線路を走っても支障がないことを想定しているということだ。この号車は元々6ドア車が組み込まれていたが前述の理由により取り替えられたこの車輌、山手線の新形車輌E235系の10号車にも改造の上転用される。E235系編成で「明らかに違う風貌」は10号車のみ。ちょっと気になる存在だ。
2017年9月6日水曜日
クロの日
「クロ」は運転台付きグリーン車の表記、だが国鉄電車ファンにとっては「クロ」といえば「こだま」形151系の特別座席車クロ151形が思い浮かぶ程、憧れの表記でもあった。クロ151形は東海道新幹線開業後、山陽特急へ転用されたことから関東在住者にとって縁遠くなったが、後にクロの表記は東北特急に復活する事になる。といっても特別座席車ではなく一般のグリーン車に運転台を付けた車輌で、旅客サービス的には車内通り抜けができない上野方1号車をグリーン車にする施策は優れていたが、ファンからすると何か物足りなさを感じた事は否めなかった。
そんな中、久々に「クロ」が脚光を浴びたのは初代「成田エクスプレス」253系電車で、クロ151形を彷彿させる区分室と1人掛けの開放座席を備えたクロ253形には大いにときめかされたが、残念ながら短命に終わってしまった。さて今後、クロ151形を超える特別座席車の誕生はあるのだろうか。願わくばクルーズトレインではなく、日頃乗車可能な特急列車での新しい特別座席車の登場を期待したいものだが。
2017年9月5日火曜日
サンドイッチ電車、上信電鉄へ。
8月29日の「上毛新聞ニュース」によるとJR東日本 高崎支社エリアで運用されていた107系電車12両が上信電鉄へ譲渡されるという。「サンドイッチ電車」の愛称はこの電車の側面塗装が「レタス、ハム」サンドに似ていることが由来だそうで、群馬地区では民営化後の1988年から親しまれてきた「地元の電車」だ。
2017年9月4日月曜日
2017年9月3日日曜日
流山の秋祭り
2017年9月2日土曜日
なぜか「なの花」
過去の流鉄流山線での写真を見ていると黄色をベースにした「なの花」号が多い事に気がついた。歴代の「なの花」が揃っているのは、偶然ではなく乗客が落ち着くデータイムには2両編成の「なの花」が優先的に充当されていたことによるもので、要はこの時間帯にしか撮影していないことがバレてしまった結果でもある。
現在は全編成が2両共通編成となっているので「なの花」だけに遭遇する機会は減っているが、ここまで来ると気になる存在になってくる。季節は違えど「なの花」が走る時だけは沿線は「春色」になる。こういうローカル線も良いものだ。
初代は元西武551系がベース。濃い黄色がポイントだった。 |
2代目「なの花」は元西武の701、801系 |
現在の「なの花」、元西武の新101系の強力編成。 |
【スポンサーリンク】
2017年9月1日金曜日
復刻される初代「新潟色」115系。
JR東日本 新潟支社のリリースによると支社エリア内の信越本線が開業120周年を迎えるにあたり、国鉄末期からJR移行期にかけて採用された初代「新潟色」を115系電車に再現するという。新潟支社では旧型国電時代の旧「新潟色」に続くリバイバルカラーの登場になるが、第三セクターの「しなの鉄道」が伝統的な国鉄色を再現したのとは異なり、JRは「地域性」をフューチャーしているところがユニークだ。こうなると歴代の「新潟色」を連ねたイベント列車の登場を期待したいもの。紅葉シースンに上越国境を越える新潟色の旅も悪くなさそうだ。
初代新潟色時代の新潟支社115系。 (カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP) |
登録:
投稿 (Atom)