函館駅に対峙する「スーパー北斗」と「はつかり」。共に1990年代から従来の最高速度120km/hの壁を超えた「スーパー」特急として注目されていた。特に「はつかり」は青函区間限定ながら老雄485系で最高速度140km/h運行がなされたことは、将来の新幹線での運行を大いに期待させたものだ。ところが現状をみると両列車に進化はなく、停滞状態に陥っているのは歯がゆい限り。
「スーパー北斗」は2010年代から一連の軌道、車輌トラブルによって120km/hへのスピードダウンがなされ、「はつかり」は北海道新幹線によって「はやぶさ」へと進化したが青函区間は140km/h運転のまま。残念ながら共に1990年代の壁を越えられないでいる。さて、JR北海道が先にクリアしていくのはどちらの壁だろうか。
札幌、盛岡へ。函館駅が輝いていた頃。 (カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP) |
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