2016年9月9日金曜日

「かぼちゃ」電車のいる風景

 緑とオレンジの湘南色を纏った近郊形電車115系が走ることで知られている群馬エリア。高崎をベースに上越、信越、両毛、吾妻の各線で運用され「かぼちゃ電車」として親しまれているが、いよいよ本格的に置換えが進むことになった。後継はステンレスの211系電車で上野東京ライン開業に伴って東海道、高崎線から捻出された車両だ。
 この置換えが完了すると「115系」という形式はJR西日本や第三セクターのしなの鉄道に残るが、事実上「湘南色の115系」は消滅する。これは同時に「湘南電車」の歴史にもピリオドが打たれる事を意味する。日本の風景から湘南色が消える。この事実は、鉄道の歴史において大きな転換期になることは間違いなさそうだ。
水上付近を行く「湘南色」115系。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)

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