2016年9月13日火曜日

「その時」を待つ機関車

 今月11日、羽越本線で運転されたお召し列車。 「特別車両(E655形)」を組み込んだE655系による6両での運転は2012年以来の事だ。このE655系電車は、皇室用「新1号編成」を置き換えるため製造されたJR東日本のハイグレード車両で、定期運用は持たないが団体専用列車「和(なごみ)」としても運行される「ジョイフルトレイン」でもある。このE655系は交直両用車であることから電化区間は自走可能だが、それに加え非電化区間へも電源装置を備えている「客車」として入線することができるのが特徴。この「客車」を牽引するための機関車が高崎車両センター所属のDD51形ディーゼル機関車で、4回のお召し列車牽引実績を誇る842号機を含む3両が来る「その時」を待っている。さて、実現するのはいつだろうか。 (カメラはRICOH GRデジタルⅡを使用。)  

艶のある塗装はカメラマン泣かせのE655系電車。
この先頭車に電源用のディーゼルエンジンが備えられている。
手すり、ランボード、排気煙突がステンレス化されたお召し装飾が施されている842号機。
1973年「若潮国体」がお召しデビューでもある。

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